セリアのモンテッソーリ向け布は?おうちモンテのぞうきんを紹介

趣味

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

お子さんが身の回りのことを自分でやりたがるようになり、「100均のセリアで、モンテッソーリのおしごとに使える布は見つかるのかな」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

結論からいえば、セリアの「おうちモンテ」シリーズにあるぞうきんやだいふきんは、拭く・たたむ・しぼるといった布のおしごとを家庭で始めるときの選択肢になります。

ただし、売り場の配置や入荷状況は店舗ごとに異なります。
また、布や水を使うおしごとは、乳幼児が取り組む間は大人が必ずそばで見守ることが大切です。
最新の商品情報は、店頭や公式サイトでご確認ください。

この記事では、おうちモンテのぞうきん・だいふきんの特徴から、布を使ったおしごとの始め方、始めどきの目安、売り場での探し方、手作り教具を作るときの安全面までを紹介します。

おうちモンテを暮らしの中で気軽に取り入れてみたい方も、何から用意すればよいか迷っている方も、わが子に合った進め方を考えやすくなるでしょう。

布の選び方と見守りのポイントを押さえれば、毎日の暮らしの中で子どものおしごとを始めやすくなります。

この記事でわかること

  • セリアのおうちモンテ ぞうきん・だいふきんの使い分けと色の選び方
  • 拭く・たたむ・しぼるおしごとの始め方と、1歳半頃を目安にした取り入れ方
  • おうちモンテ商品の探し方と、トレーなど一緒にそろえたいアイテム
  • 100均素材で手作り教具を作るときの誤飲・水まわりの安全確認のポイント
  1. セリアのモンテッソーリ向け布は?おうちモンテのぞうきん・だいふきんが子どもの手に合う
    1. おうちモンテ ぞうきんは床や棚を拭くおしごとに使いやすい
    2. おうちモンテ だいふきんはテーブルを拭くおしごと用に分けて使う
    3. ピンクとみずいろの2色があるので用途ごとに色を分けられる
  2. 布のおしごとは「拭く」「たたむ」「しぼる」の3つの動きから始められる
    1. 拭くおしごとはこぼした水を大人がゆっくり拭いて見せるところから始める
    2. たたむおしごとは布の端と端を合わせる動きを1回ずつ見せる
    3. しぼるおしごとは少量の水を含ませた布で練習する
    4. 使い終わった布を戻すかごの置き場所を決めておく
  3. 布を使ったおしごとは大人のまねをしたがる1歳半頃から取り入れられる
    1. 1歳台は大人の拭く動きをまねして手を動かすだけで十分
    2. 2歳頃からはたたむ・しぼるなど手首を使う動きに挑戦できる
    3. 年齢よりも「自分でやりたがる様子」が見えたときを始めどきにする
  4. おうちモンテ商品はキッズ・知育用品の売り場から探すと見つけやすい
    1. 売り場の配置は店舗ごとに違うため、まず知育・ベビー用品の棚を確認する
    2. 見つからないときは商品のJANコードを店員に伝えて在庫を調べてもらう
    3. 入荷時期に差があるため、近くの複数店舗をあわせて確認する
  5. 布アイテムと一緒にトレー・すなもじプレート・しゃもじをそろえると暮らしのおしごとが広がる
    1. おうちモンテ ふたつき仕切りトレーで1つのおしごとの道具をひとまとめにする
    2. おうちモンテすなもじプレートで指先から文字への興味につなげる
    3. おうちモンテ ちいさいたつしゃもじでごはんをよそうお手伝いに挑戦する
  6. 手作りのおしごとは子どもが今くり返している動きに合わせてセリア商品で作る
    1. 物を入れたがる時期は穴を開けたふた付き容器で「落とす」おしごとを作る
    2. 穴に指を入れたがる時期はストローやモールで「通す」おしごとを作る
    3. 「はさむ」おしごとはおうちモンテ トング丸型から始めてトングピンセット型へ進む
    4. 「うつす」おしごとはおうちモンテスプーンと2つの器を組み合わせて作る
  7. 集中しないときや飽きたときは難易度と中身を入れ替えて調整する
    1. 難しすぎる様子なら中身を大きくし数を減らす
    2. 簡単すぎる様子なら道具や中身を変えて一段階だけ難しくする
    3. 棚に出すおしごとは数を絞り、反応を見ながら定期的に入れ替える
    4. 興味を示さないときは無理に誘わず大人が楽しそうにやって見せる
  8. 100均で教具を作るときは誤飲しない大きさと壊れにくさを必ず確認する
    1. 口に入る小さなパーツはトイレットペーパーの芯を通らない大きさを目安に選ぶ
    2. 使う前に割れ・ほつれ・外れやすい部分がないか点検する
    3. 小さな物を扱うおしごとは大人がそばで見守れるときだけ出す
  9. 手作り教具は動きの練習に、市販教具は性質の孤立化が必要な感覚教具に使い分ける
    1. 手作り教具は低コストで今の興味をすぐ試せる点が強み
    2. 市販教具は大きさや色など1つの性質だけが変わるよう精密に作られている
    3. 手作りで興味が長く続いた分野から市販教具の導入を検討する
  10. まとめ

セリアのモンテッソーリ向け布は?おうちモンテのぞうきん・だいふきんが子どもの手に合う

見出し画像1

セリアでモンテッソーリ風の布を探すなら、「おうちモンテ」シリーズのぞうきんとだいふきんを用途で使い分ける方法が取り入れやすいです。
ここでの「おしごと」は、子どもが自分で選んでくり返し取り組む活動のことで、大人が割り当てるお手伝いとは意味が違います。

「おうちモンテ」はセリアの商品シリーズ名です。
モンテッソーリ教育の公式教具や認定品ではないので、家庭で日常生活の練習をまねて試すための身近な道具として考えると安心です。
商品の内容や取り扱いは店舗や時期で変わる場合があるため、最新の情報は公式サイトや店頭でご確認ください。

おうちモンテ ぞうきんは床や棚を拭くおしごとに使いやすい

おうちモンテのぞうきんは、床や低い棚、窓辺の下の部分など、少し広い場所を拭くおしごとに向いています。
子どもの小さな手で持ちやすいサイズ感のものとして売り場に並ぶことが多く、大人用の大きな雑巾よりも扱いやすいです。

拭くおしごとは、モンテッソーリ教育では「日常生活の練習」に分類されます。
感覚教具ではなく、手や腕を動かして自分の生活を整える体験として位置づけられます。

始めるときは、大人が先にことばを少なくして、ゆっくり拭く動きを見せます。
子どもが取り組んでいる最中に、拭き方をくり返し直すのは避けたいところです。
うまく拭けているかよりも、自分で手を動かして集中している時間を大切にすることをお勧めします。

水を使う場合は、浅い容器に少量だけ入れて行います。
こぼれた水はすぐ拭き取り、水をためたバケツを乳幼児のそばに置いたままにしないでください。
床がぬれると転倒につながるため、大人が必ずそばで見守ります。

おうちモンテ だいふきんはテーブルを拭くおしごと用に分けて使う

おうちモンテのだいふきんは、テーブルやトレーの上など、食べ物に近い場所を拭くおしごと用に分けると使いやすくなります。
床用のぞうきんと同じ布を使い回さないことで、衛生面でも安心です。

布や小物を使うおしごとは、乳幼児が取り組む間、大人がそばで見守るのが前提です。
道具をそろえたあとも、子どもだけにせず、一緒にいる時間の中で楽しめる形にします。

子どもにとっても「この布はテーブル用」と決まっていると、動きの流れがつかみやすくなります。
テーブルの上は目の高さに近く、拭いた場所がきれいになる変化も見えやすいです。

こぼした水やパンくずを拭く場面を、おしごととして用意しておくのもよい方法です。
大人が一度ゆっくり見せたあとは、子どもが自分のペースで布を動かすのを見守ります。

だいふきんの素材や大きさ、枚数は商品によって異なる場合があります。
購入前に売り場の表示を見て、お子さんの手で持てる大きさかどうかを確かめてください。

ピンクとみずいろの2色があるので用途ごとに色を分けられる

おうちモンテの布には、ピンクとみずいろの2色が展開されているものがあります。
色の展開は店舗や時期で変わることもありますが、2色あれば用途の区別がしやすくなります。

たとえば、次のように分けると家庭で運用しやすいです。
あくまで一例なので、ご家庭の使い方に合わせて決めてください。

布の種類 色の分け方の例 主な使い道
ぞうきん みずいろ 床・低い棚・窓辺の下
だいふきん ピンク テーブル・トレーの上

色で用途を決めておくと、子どもが「どちらを使うか」を自分で選べるようになります。
ことばで説明しなくても、色が目印になって混ざりにくいのが利点です。

色分けは、衛生面だけでなく、おしごとの流れを子ども自身が理解する助けにもなります。
使い終わった布は洗って乾かし、次に使うときにも同じ色を同じ用途で使えば、迷いが減ります。

布のおしごとは「拭く」「たたむ」「しぼる」の3つの動きから始められる

布のおしごとは、「拭く」「たたむ」「しぼる」の3つの動きに分けると、家庭でも始めやすくなります。
どれもモンテッソーリ教育の「日常生活の練習」にあたり、おうちにある布と少量の水があれば取り組めます。

まずは、3つの動きで大人が何を見せるのかを表にまとめました。
細かい進め方は、このあとの見出しごとに説明します。

動き 大人が見せること 水の量の目安
拭く こぼれた水を、端から端へゆっくり拭く 浅い容器に少量
たたむ 布の端と端を合わせて、手で押さえる 水は使わない
しぼる ぬらした布を両手でひねる 浅い容器に少量

拭くおしごとはこぼした水を大人がゆっくり拭いて見せるところから始める

最初の一歩は、子どもの前で、大人がこぼれた水をゆっくり拭いて見せることです。
「ここに水があるね」と一言だけ添えたら、あとは動きだけを見せます。
ことばを少なくするほうが、子どもは手の動きに目を向けやすくなります。

見せるときは、布を広げて水の上に置き、手のひらで押さえるようにして、端から端へ動かします。
急がず、1回ずつ区切るように動かすと、子どもが順番をつかみやすくなります。

水は、浅い容器に少量だけ用意します。
こぼれた水はすぐに拭き取り、床がぬれたままにならないようにしてください。
水をためたバケツなどを乳幼児のそばに置いたままにするのは避けましょう。
溺水や、ぬれた床での転倒につながるおそれがあります。

子どもが取り組み始めたら、途中でくり返し口を出して直すことは控えます。
動きが違っていても、本人が集中している間は見守ることが大切です。
気になる点があれば、次に大人がやって見せるときに、さりげなく動きに入れておきます。

たたむおしごとは布の端と端を合わせる動きを1回ずつ見せる

たたむおしごとは、水を使わないので、拭くおしごとよりも気軽に始められます。
乾いた布を机に広げ、端と端をそろえて合わせる動きを、1回ずつ区切って見せます。

1回たたむごとに、手で布の上をなでて折り目をつけると、動きの区切りがはっきりします。
一度に何回もたたんで見せるより、半分に折る1回だけを見せるほうが、まねしやすくなります。

はじめのうちは、角がきれいに合わなくても問題ありません。
ずれていても直さずに、「自分でたたんだ」という経験を大切にします。
布を重ねる、広げる、といった動きをくり返すだけで、立派なおしごとになる場合もあります。

しぼるおしごとは少量の水を含ませた布で練習する

しぼるおしごとは、手首をひねる動きが加わるため、拭くよりも少し難しく感じる子もいます。
浅い容器に少量の水を入れ、小さめの布を軽く浸して、大人が両手でゆっくりひねって見せます。

水を含ませすぎると、重くなって持ちにくく、床もぬれやすくなります。
布がしっとりする程度の水加減が、練習には向いています。
しぼった水は容器に戻る形にしておくと、こぼれる量も抑えられます。

うまくしぼれなくても、布をぎゅっとにぎる動きだけで、手の力の使い方を試せます。
水が床にこぼれたときは、拭くおしごとにつなげて、一緒に片づければ大丈夫です。

使い終わった布を戻すかごの置き場所を決めておく

おしごとは、使ったあとに片づけるところまでが一続きの流れです。
使い終わった布を入れるかごの置き場所を決めておくと、子どもが自分で戻す動きを覚えやすくなります。

かごは、子どもの手が届く低い位置に置きます。
拭く場所の近くにあれば、使ったその場で布を入れられて、動きに迷いません。
ぬれた布用と乾いた布用で、かごを分けておく方法もあります。

置き場所は、一度決めたらなるべく変えないのがコツです。
毎回同じ場所にあると、子どもは見通しを持って動けるようになります。
ぬれた布は、大人が洗って乾かしてから、元の場所に戻しておきましょう。

布を使ったおしごとは大人のまねをしたがる1歳半頃から取り入れられる

見出し画像2

布を使ったおしごとは、大人のまねをしたがる1歳半頃から取り入れられます。
ただし、1歳半頃はあくまで目安で、成長のペースには個人差があります。

この頃は、身近な大人がしている動きをじっと見て、自分でもやってみたくなる時期です。
拭く、たたむといった暮らしの動きは、子どもにとって格好のまねの対象になります。

ここでは、年齢ごとの取り組み方の目安と、始めどきの見分け方をまとめます。

1歳台は大人の拭く動きをまねして手を動かすだけで十分

1歳台は、布を持って手を動かす時間だけで、十分な場合が多いです。
きれいに拭けているか、水が残っていないかといった仕上がりは、気にしなくて大丈夫です。

この時期の子どもにとって大切だと考えられるのは、結果よりも「自分の手で動かした」という経験です。
テーブルの上で布を行ったり来たりさせるだけでも、立派なおしごとになります。

始めるときは、大人が先にことばを少なくして、ゆっくり拭く動きを見せます。
説明を重ねるより、動きそのものを見せるほうが、子どもには伝わりやすいものです。

子どもが取り組み始めたら、途中で何度も口を出して直すのは控えましょう。
うまくできるかどうかより、夢中で手を動かせているかを見守ることが、集中を育てやすくなります。

水を使う場合は、浅い容器に少量だけ入れます。
こぼれた水はすぐに拭き取り、水をためたバケツなどを乳幼児のそばに置いたままにしないでください。
布や水を使うおしごとは、乳幼児が取り組む間、大人がそばで見守ることが大切です。
子どもだけにせず、ぬれた床での転倒にも気を配りましょう。

2歳頃からはたたむ・しぼるなど手首を使う動きに挑戦できる

2歳頃になると、指先や手首を思いどおりに動かせる場面が増えてきます。
そのため、拭くだけでなく、たたむ・しぼるといった少し細かい動きにも挑戦しやすくなります。

たたむ動きでは、布の端と端を合わせるために、両手を同時に使います。
しぼる動きでは、手首をひねる力が必要です。
どちらも1歳台より手の使い方が複雑なので、大人がゆっくり見せる時間を長めに取ると安心です。

うまくいかない様子が続くときは、無理に進めなくて構いません。
拭く動きに戻って楽しむ時期があっても、まったく問題ありません。

年齢ごとの目安を、次の表にまとめました。

年齢の目安 中心になる動き 大人の関わり方
1歳半頃〜 布を持って拭く動きのまね ゆっくり見せて、あとは見守る
2歳頃〜 たたむ・しぼるなど手首を使う動き 1つの動きを1回ずつ見せる

この表は、あくまで目安です。
同じ年齢でも、できることや興味の向く先は子どもによって変わります。

年齢よりも「自分でやりたがる様子」が見えたときを始めどきにする

始めどきを決めるときは、月齢や年齢だけで判断しないようにしましょう。
大切なのは、子どもが今くり返している動きや、自分でやりたがる様子を観察することです。

たとえば、大人が拭き掃除をしていると近づいてくる、布やタオルを手に持って歩く、といった姿が見られたら、始めどきのサインかもしれません。
反対に、まだ興味を示さないうちは、焦って誘う必要はありません。

見守るときのポイントを、箇条書きで整理します。

  • 大人が拭く様子を、じっと見つめている
  • 布を持って、手を前後に動かそうとする
  • 「自分で」というように、手を出してくる
  • 同じ動きをくり返して、楽しそうにしている

こうした様子が見えたら、布を1枚そっと用意してみてください。
布や水を使うおしごとの間は、乳幼児を1人にせず、大人が必ずそばで見守りましょう。

転倒や誤飲を防ぐためにも、近くに小さな物を置かない、床がぬれたらすぐ拭く、といった環境づくりが役に立ちます。

おうちモンテ商品はキッズ・知育用品の売り場から探すと見つけやすい

見出し画像3

セリアのおうちモンテ商品は、まずキッズ・知育用品の売り場を確認すると見つけやすいことが多いです。
ただし、売り場の配置は店舗ごとに異なり、品ぞろえも時期によって変わります。

ここでは、お店で迷わないための探し方を順番にまとめます。
ぞうきんやだいふきん、トレーなど気になる商品が決まっている方は、出かける前に流れをつかんでおくと安心です。
最新の取り扱い状況は、公式サイトや店頭でご確認ください。

探す場所の目安を、表にまとめました。

商品の種類 まず見る売り場の目安 次に見る売り場の目安
ぞうきん・だいふきん キッズ・知育用品の棚 キッチン用品・掃除用品の棚
仕切りトレー・プレート キッズ・知育用品の棚 収納用品・文具の棚
しゃもじ・スプーン・トング キッズ・知育用品の棚 キッチン用品の棚

売り場の配置は店舗ごとに違うため、まず知育・ベビー用品の棚を確認する

セリアは店舗の広さによって、売り場のレイアウトが大きく変わります。
同じ商品でも、A店では知育用品の棚、B店ではベビー用品の近くに置かれている場合があります。

入店したら、まずおもちゃやパズル、ベビー用品がまとまっているコーナーを探してみてください。
おうちモンテのシリーズは、こうした子ども向けの棚にまとめて並んでいることがあります。

布アイテムの場合は、キッチンや掃除用品の棚に置かれていることもあります。
子ども向けの棚で見当たらなくても、あきらめずに別の売り場も一周してみましょう。

パッケージの形や大きさが似ている大人用の布と、取り違えないように注意してください。
商品名の表示を、手に取って確かめてから購入すると安心です。

見つからないときは商品のJANコードを店員に伝えて在庫を調べてもらう

棚を探しても見つからないときは、店員さんに声をかけてみましょう。
そのとき、商品名だけでなくJANコードを伝えると、在庫の確認がスムーズになる場合があります。

JANコードとは、商品のバーコードの下に印字されている13桁ほどの数字のことです。
公式サイトや商品紹介ページに載っている場合は、スマートフォンの画面を見せたり、メモに控えたりしておくと便利です。

お店の在庫は、端末で調べてもらえる場合と、バックヤードを見てもらう場合があります。
店舗によって対応が異なるため、混雑している時間帯を避けて声をかけると、落ち着いて相談できます。

手順を箇条書きにすると、次のとおりです。

  • 探している商品名を、メモや画面で用意しておく
  • JANコードがわかる場合は、あわせて控えておく
  • 店員さんに、在庫と入荷の予定がわかるか尋ねる
  • 取り置きや取り寄せができるかは、店舗ごとに確認する

入荷時期に差があるため、近くの複数店舗をあわせて確認する

商品の入荷時期は、店舗によって差があります。
ある店舗では並んでいても、別の店舗ではまだ入っていない、ということも起こります。

また、人気のある商品は、品切れになることもあります。
見つからなかったときは、通勤や買い物の途中で寄れる近くの店舗を、いくつか見てみるのも一つの方法です。

遠くの店舗へ出かける前には、電話で在庫を尋ねておくと、無駄足を減らせます。
ただし、電話での在庫確認に対応しているかどうかは店舗ごとに違うため、その場合は直接店頭で確認しましょう。

見つかるまでに時間がかかっても、焦らなくて大丈夫です。
子どもの「やってみたい」という様子が見えてから手に取るくらいの余裕で、気長に探してみてください。

布アイテムと一緒にトレー・すなもじプレート・しゃもじをそろえると暮らしのおしごとが広がる

布のほかにトレーやすなもじプレート、しゃもじを加えると、拭く以外のおしごとにも取り組める環境を整えられます。
いずれもセリアの「おうちモンテ」シリーズとして用意されている商品です。

ここでいう「おしごと」は、子どもが自分で選んでくり返し取り組む活動のことです。
大人が割り当てるお手伝いとは少し違うので、やらせるのではなく、やってみたくなる環境を用意するという気持ちで読んでみてください。

商品名 使い方の例 主な動き
おうちモンテ ふたつき仕切りトレー 製氷皿とポンポンのマッチング遊びの専用トレーとして知られています 仕分ける・並べる
おうちモンテすなもじプレート あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わの10種類が用意されています 指でなぞる
おうちモンテ ちいさいたつしゃもじ キッチン用品として、ごはんをよそう動きに使えます すくう・移す

価格や在庫、取り扱いの状況は変わることがあります。
最新の情報は公式サイトや販売ページでご確認ください。

おうちモンテ ふたつき仕切りトレーで1つのおしごとの道具をひとまとめにする

ふたつき仕切りトレーは、製氷皿とポンポンを使ったマッチング遊びに使える専用トレーとして知られています。
仕切りがあるので、道具と中身を1つのおしごとごとにまとめやすくなります。

トレーにひとまとめにしておくと、子どもは「どこから始めて、どこで終わるか」を目で見て分かります。
終わったらトレーごと棚に戻せるので、片づけまでを自分で行う流れもつくりやすくなります。

布のおしごとと組み合わせるなら、小さな布と浅い容器を1つのトレーにそろえておく方法があります。
こうしておくと、拭くおしごとの準備がすぐに整います。

ポンポンのような小さな物は、口に入る大きさのまま乳幼児の手が届く場所に置かないでください。直径39mmの筒を通る大きさの物は誤飲の心配があるため、取り組む間は大人がそばで見守りましょう。

楽天市場で「おうちモンテ ふたつき仕切りトレー」を見る

おうちモンテすなもじプレートで指先から文字への興味につなげる

すなもじプレートは、あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わの10種類が用意されています。
砂文字板は高価な印象がありますが、このシリーズは手に取りやすい価格帯で、手にラメが付かない点も特長として知られています。

使い方は、大人が先にことばを少なくして、ゆっくり指でなぞって見せるだけです。
そのあとは、子どもが触りたがるかどうかを待ちます。
文字を覚えさせることが目的ではなく、指先の感触を通して文字に親しむきっかけをつくるくらいの気持ちをお勧めします。

なぞり方が違っていても、取り組んでいる最中にくり返し直さないようにします。
気になる場合は、別の日にもう一度見せてあげれば十分です。

表面にひび割れや欠け、角のとがりがないかを、使う前と使ったあとに確認しましょう。
破損が見つかったら、すぐに使うのをやめてください。

楽天市場で「おうちモンテすなもじプレート」を見る

おうちモンテ ちいさいたつしゃもじでごはんをよそうお手伝いに挑戦する

ちいさいたつしゃもじは、おうちモンテシリーズのキッチン用品です。
大人に頼まれて行うのではなく、子どもが「やってみたい」と選んだときに出すのが基本です。

初めは、冷ました少量のごはんを小さな器に入れて用意します。
大人が茶碗によそう動きをゆっくり見せ、そのあとは子どもに任せます。
こぼれても責めず、手で集めて戻す動きもおしごとの一部として見守ります。

熱いごはんややけどの心配がある物は、乳幼児のおしごとには向きません。
必ず冷めていることを大人が確かめてから出してください。

ごはん以外にも、乾いた豆類は誤飲の面で心配が残るため避け、柔らかい食材を少量使う方法があります。
うつす動きの練習として、取り組む間は大人がそばに付き添いましょう。

楽天市場で「おうちモンテ ちいさいたつしゃもじ」を見る

手作りのおしごとは子どもが今くり返している動きに合わせてセリア商品で作る

見出し画像4

手作りのおしごとは、子どもが今くり返している動きをよく観察して、その動きに合う素材を選ぶと作りやすくなります。
物を入れる、指を穴に入れる、つまむ、すくうといった動きは、どれも日常で目にしやすいものです。

まず動きと素材の組み合わせを、目安として表にまとめます。
年齢はあくまで目安で、個人差があります。

子どもの動き おしごとの名前 使う素材の例
物を入れたがる 落とす 穴を開けたふた付き容器
穴に指を入れたがる 通す ストロー、モール
指先でつまみたがる はさむ おうちモンテ トング丸型、トングピンセット型
すくって動かしたがる うつす おうちモンテスプーン、器2つ

どの素材も、大人が先にゆっくり動きを見せてから、子どもに任せる流れが基本です。
取り組んでいる最中に何度も口を出して直すことは避け、見守る姿勢を大切にしてください。

物を入れたがる時期は穴を開けたふた付き容器で「落とす」おしごとを作る

引き出しや箱に物を入れては出す動きをくり返す時期は、「落とす」おしごとが合います。
ふた付きの容器に穴を開け、そこへ物を落として入れる形にします。

穴は大人が開けます。
切り口がざらつく場合は、やすりで整えたりテープを貼ったりして、指が引っかからないようにしておきましょう。

落とす物は、直径39mmの筒を通らない大きさのものを選びます。
筒を通る小さな物は誤飲につながるため、乳幼児の手が届く場所には置かないでください。
ボタン電池、磁石、ビーズなどの小さな部品も使いません。

初めて出すときは、大人が1つ落として見せ、「ストン」と音がする様子を一緒に楽しみます。
音や落ちる様子が好きな子は、何度もくり返す場合があります。

穴に指を入れたがる時期はストローやモールで「通す」おしごとを作る

穴を見つけると指を入れたがる時期は、「通す」おしごとの出番です。
ストローを短く切って、モールに通していく形が作りやすいです。

モールの先端はとがりやすいため、先を内側に折り曲げるか、テープで包んで丸くしておきます。
使う前に先端の状態を確かめ、手作りの教具は使う前と使ったあとに、割れやほつれ、とがった部分がないかを確認することを習慣にすると安心です。

ストローは短く切りすぎると口に入る大きさになってしまいます。
筒を通らない長さを目安にして、短い破片が出たらすぐに取り除きましょう。

モールは長いまま首にかけたり巻きつけたりすると危険です。
通すおしごとは大人がそばで見守れるときだけ出し、終わったら片づけます。

「はさむ」おしごとはおうちモンテ トング丸型から始めてトングピンセット型へ進む

指先でつまむ動きに関心が出てきたら、「はさむ」おしごとを用意します。
セリアのおうちモンテシリーズにある、トング丸型とトングピンセット型を使う方法があります。

先に扱いやすいのは、トング丸型です。
先が丸く、物をはさむ動きを覚えやすい形のため、最初の1本に向いています。
慣れて物をはさめるようになってきたら、トングピンセット型へ進むと、より細かい指先の力加減を試せます。

はさむ物は、直径39mmの筒を通らない大きさで、つかみやすいものを選びます。
たとえば大きめの布のボールや、丸めたスポンジなどです。
トレーの上に2つの器を置き、片方からもう片方へ移す形にすると、動きの流れがわかりやすくなります。

うまくはさめなくても、大人が手を出して直さず、まずは見守ります。
難しそうな様子なら、物を大きくして数を減らすなど、中身で調整してください。

楽天市場で「おうちモンテ トング丸型」を見る

「うつす」おしごとはおうちモンテスプーンと2つの器を組み合わせて作る

すくって別の場所へ動かす「うつす」おしごとは、おうちモンテスプーンと、2つの器があれば作れます。
左の器に中身を入れ、右の器へスプーンで移す配置が基本です。

中身は、柔らかい布のボールや大きめの木の実など、筒を通らない大きさの物から始めます。
慣れてきたら、水を少量使う方法へ進めることもできます。

水を使う場合は、浅い容器に少量だけ入れて行い、こぼれたらすぐに拭き取ります。
水をためたバケツなどを乳幼児のそばに置いたままにしないことも大切です。
床がぬれると転倒しやすくなるため、器の下にトレーや布を敷いておくと安心です。

うつす動きは、大人が1回ずつゆっくり見せると伝わりやすくなります。
ことばは少なめにして、手の動きを見てもらいましょう。

楽天市場で「おうちモンテスプーン」を見る

集中しないときや飽きたときは難易度と中身を入れ替えて調整する

見出し画像5

おしごとに集中しない日があっても、難しさと中身を少し入れ替えるだけで、子どもが取り組みやすい形に整えられます。
子どもの様子は、おしごとが合っているかどうかを知らせてくれる手がかりです。

ここでは、様子ごとの調整の目安を紹介します。
まずは次の表で全体像をつかんでみてください。

子どもの様子 調整の方向 具体例
すぐ手を止める、投げ出す やさしくする 中身を大きくして、数を減らす
あっという間に終えて離れる 少し難しくする 道具や中身を変えて、一段階だけ上げる
棚の前を素通りする 数や内容を見直す 出すおしごとを絞り、入れ替える
見向きもしない 誘わない 大人が楽しそうにやって見せる

難しすぎる様子なら中身を大きくし数を減らす

何度やっても中身が入らなかったり、すぐにほかの場所へ行ってしまったりするときは、難しすぎるサインかもしれません。
その場合は、中身を持ちやすい大きさにして、個数も3個程度まで減らしてみましょう。

たとえば「うつす」おしごとで小さな物をつかみにくそうなら、大きめの布のボールに替えると手応えが変わります。
成功する経験が増えると、子ども自身が「もう1回やりたい」と感じやすくなります。

ただし、大きくするときも、乳幼児が口に入れない大きさかどうかの確認は欠かせません。
直径39mmの筒を通る物は、乳幼児の手が届く場所に置かないという約束を、調整のたびに思い出してください。

簡単すぎる様子なら道具や中身を変えて一段階だけ難しくする

おしごとをすぐに終えて、ぼんやりしていたり、くり返さなかったりする場合は、簡単すぎる可能性があります。
そのときは、変える部分を1つだけに絞って、少しだけ難しくします。

スプーンでうつす動きに慣れたなら、器の距離を少し離したり、中身を転がりやすい物に替えたりする方法があります。
いくつも同時に変えると、どこが難しいのか子どもに伝わりにくくなるため、変えるのは一度に1か所だけにすることをお勧めします。

新しい形に替えた日は、大人がそばで様子を見守りましょう。
口を出して直すより、子どもが自分で試行錯誤する時間を大切にしたいところです。

棚に出すおしごとは数を絞り、反応を見ながら定期的に入れ替える

棚におしごとがたくさん並んでいると、子どもは選びきれず、どれにも手が伸びないことがあります。
出しておくのは3〜5種類程度に絞ると、選びやすくなります。

入れ替えの時期に決まりはありません。
1〜2週間ほど、子どもがよく選ぶものと選ばないものを観察して、手に取らないものを別の場所にしまい、新しいものと交代させます。
しまったおしごとは、時間をおいて出すと、新鮮な気持ちで取り組むこともあります。

入れ替えるときは、使ったあとに割れ・ほつれ・部品のゆるみがないかも点検しておきましょう。
壊れたものは、すぐに使うのをやめます。

興味を示さないときは無理に誘わず大人が楽しそうにやって見せる

目の前に出しても興味を示さない日は、無理に誘わないことが基本です。
「やってみよう」と何度も声をかけると、子どもの自発性をさまたげてしまいます。

そんなときは、大人がそばで、ことばを少なくして、ゆっくり楽しそうにやって見せます。
見ているだけで終わる日もありますが、数日後に自分から手を伸ばす様子が見られることもあります。

体調や気分によっても、取り組みたい気持ちは変わります。
おしごとは「やらせるもの」ではなく、子どもが「選ぶもの」と考える方法をお勧めします。

  • 子どもだけにせず、取り組む間は大人がそばで見守る
  • 水を使う場合は、浅い容器に少量だけ入れ、こぼれたらすぐに拭く

100均で教具を作るときは誤飲しない大きさと壊れにくさを必ず確認する

100均の素材で教具を作るときは、口に入らない大きさであることと、壊れにくいことを使う前に必ず確かめます。
手作りは気軽に始められる反面、市販の知育玩具のような安全基準の検査を受けているわけではありません。

とくに乳幼児は、手に取った物を口に運んで確かめる時期があります。
安全の確認は、おしごとを用意する大人の大切な役目です。

この章では、パーツの大きさの選び方、点検のしかた、見守りの考え方を順番にお伝えします。

口に入る小さなパーツはトイレットペーパーの芯を通らない大きさを目安に選ぶ

誤飲を防ぐ大きさの目安として、直径39mm(3歳児の口の大きさの目安)の筒を通る物は、乳幼児の手が届く場所に置かないというルールがあります。
身近なところでは、トイレットペーパーの芯が近い大きさとして使いやすいです。

芯の中をするっと通ってしまう物は、口に入ってしまうおそれがある大きさです。
素材を買う前に、家にある芯を持っていくと、売り場でその場で確かめられて便利です。

個人差はありますが、小さな子ほど口に入れて確かめる傾向があるため、通るか通らないかぎりぎりの大きさは避けるのが安心です。
迷ったときは、大きめの物を選びましょう。

手作りの教具では、次の素材は使わないと決めておきます。

  • ボタン電池(飲み込むと重大な事故につながります)
  • 磁石(複数を飲み込むと体内で引き合い、危険です)
  • ビーズなどの小さな部品(のどに詰まるおそれがあります)

これらは「うつす」「通す」おしごとの中身として便利そうに見えても、手作り教具には使わないでください。おしごとの内容を、大きめの物で作り直すほうが確実です。

使う前に割れ・ほつれ・外れやすい部分がないか点検する

パーツの大きさが合格でも、使っているうちに壊れて小さな破片が出ることがあります。
100均の容器やスプーンは軽くて扱いやすい一方で、強く握ったり落としたりすると割れたり欠けたりする場合があります。

そのため、使う前と使ったあとの2回、手で触りながら点検する習慣をつけます。
見るだけでなく、指でなぞると、小さなささくれや角に気づきやすくなります。

点検の目安を、表にまとめました。

確認する場所 見るポイント
容器・ふた ひび、欠け、とがった角、ふたのゆるみ
穴を開けた部分 切り口のざらつき、とがり、割れかけ
布・モール・ストロー ほつれ、糸のはみ出し、曲がった針金の先、つぶれ
スプーン・トング ぐらつき、ひび、先端の欠け
つなぎ目・貼った部分 はがれ、外れかけ、部品のゆるみ

穴を開けた容器は、切り口がとがったままになっていることがあります。
やすりなどで整えてから、指で触って引っかからないかを確かめてください。

ひもやモールのように長い物は、首に巻きつくおそれもあります。
長さを短めにしたり、使うときはそばを離れなかったりといった対策をとりましょう。

点検で気になる点が見つかったら、その場で使うのをやめて、片づけます。
「まだ使えそう」と判断を先送りにせず、壊れたらすぐ中止するのが基本です。

小さな物を扱うおしごとは大人がそばで見守れるときだけ出す

どれだけ丁寧に作って点検しても、安全を完全に保証することはできません。
だからこそ、小さな物を扱うおしごとは、大人がそばで見守れるときだけ棚に出すと決めておきます。

乳幼児が取り組む間は、大人が必ずそばにいます。
家事の合間に「ちらっと見る」程度ではなく、子どもの手元と口元が見える位置にいることが大切です。

見守るといっても、取り組んでいる最中にくり返し声をかけて直すのは控えたほうがよいです。
ことばを少なくして、危ない動きがないかだけを静かに見ておきます。
集中している子どもの手を止めないことも、おしごとの大事な要素です。

見守れない時間は、おしごとを棚から下げて、手の届かない場所にしまっておきます。
きょうだいがいる家庭では、年上の子の小さな物が乳幼児の手に届かないよう、置き場所を分けておくと安心です。

終わったあとは、中身がすべてそろっているかを数えて確認します。
足りない物があれば、見つかるまで探してから片づけるようにします。

手作り教具は動きの練習に、市販教具は性質の孤立化が必要な感覚教具に使い分ける

見出し画像6

手作り教具と市販教具は、つまむ・うつす・拭くといった動きの練習には手作り、大きさや色など1つの性質を取り出す感覚教具には市販品と使い分けると迷いません。
どちらが上という話ではなく、役割が違うと考えると選びやすくなります。

ここまで紹介してきたセリア商品での手作りは、あくまで「動きの練習」のためのものです。
この章では、手作りで足りる場面と、市販品を検討したほうがよい場面の分け方を整理します。

種類 向いているおしごと 主な特徴
手作り教具 つまむ・うつす・拭く・通すなどの動きの練習 低コストで、今の興味にすぐ合わせられる
市販教具 大きさ・色・重さなど1つの性質を取り出す感覚教具 精度が高く、性質の違いだけがはっきり伝わる

手作り教具は低コストで今の興味をすぐ試せる点が強み

手作り教具のよさは、お金も手間も少なく、子どもが今くり返している動きにすぐ合わせられることです。
セリアのような100円ショップの商品で作れば、1つ数百円程度で用意できる場合が多く、気軽に試せます。

たとえば、最近スプーンで何かをすくいたがるなと感じたら、その日のうちに器とスプーンで「うつす」おしごとを作れます。
もし子どもが興味を示さなくても、負担が小さいので気持ちを引きずらずに済みます。

また、子どもの様子に合わせて中身や器の大きさを少しずつ変えられるのも手作りならではです。
市販品を買い足すよりも、細かな調整がしやすくなります。

手作り教具は、動きの練習を「まず試してみる」ための入り口として使うのが向いています。
うまくいかなかったときは、作り直せばよいと考えておくと、大人も気がラクになります。

市販教具は大きさや色など1つの性質だけが変わるよう精密に作られている

モンテッソーリ教育の感覚教具は、大きさ・色・重さといった1つの性質だけが違うように作られています。
これを「性質の孤立化」と呼びます。
ほかの条件がそろっているから、子どもは違いだけに集中して気づけるのです。

たとえば、同じ形で大きさだけが少しずつ変わる教具なら、子どもは「大きい・小さい」の違いだけに目を向けられます。
もし色や素材までばらばらだと、何の違いに気づけばよいのかが伝わりにくくなります。

この精度は、家庭で身近な素材から作るのが難しい部分です。
大きさの差が不ぞろいだったり、色味が微妙にずれたりすると、性質の孤立化が崩れてしまいます。

感覚教具を手作りで代用しようとして、色や大きさがそろわないまま使うと、ねらいがぼやけてしまいます。この分野は、精度の高い市販教具を選ぶほうが安心です。

なお、セリアの「おうちモンテ」はシリーズ名であり、モンテッソーリ教育の公式教具や認定品ではありません。
感覚教具の代わりとしてではなく、暮らしのおしごとを支える道具として取り入れてください。

手作りで興味が長く続いた分野から市販教具の導入を検討する

市販教具は、手作りより費用がかかります。
そこで、いきなり購入するのではなく、手作りで試した中で子どもが長くくり返した分野から検討すると、無駄になりにくいです。

見るポイントは、次のような点です。

  • 同じおしごとを何日もくり返し選んでいるか
  • 終わったあとに、自分から棚へ戻そうとするか
  • 手作りの教具では、物足りなさそうな様子があるか

たとえば、手作りのおしごとで大きさの違う物を並べたがる様子が続いているなら、大きさを取り出した市販教具が合うかもしれません。
これは、子どもの興味が、動きの練習から性質への気づきに広がってきたサインとも考えられます。

購入前には、対象年齢や安全面の表示を確認し、小さな部品がある場合は誤飲しない大きさかどうかも見ておきます。
乳幼児が取り組む間は、市販品でも大人がそばで見守ることが前提です。

手作りと市販をうまく組み合わせれば、家計の負担をおさえながら、子どもの「やりたい」を育てていけます。
まず手作りで試し、興味が続いた分野に市販教具を足していくという順番を、ひとつの目安にしてみてください。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • セリアの「おうちモンテ」シリーズには、ぞうきんとだいふきんがあり、床や棚、テーブルなど場所ごとに使い分けられる
  • 布のおしごとは「日常生活の練習」にあたり、拭く・たたむ・しぼるの3つの動きから始められる
  • 始める時期は1歳半頃が目安だが個人差があるため、子どもが自分でやりたがる様子を見て決める
  • 大人はことばを少なくしてゆっくり動きを見せ、取り組んでいる最中に口を出して直さない
  • 水を使うときは浅い容器に少量だけ入れ、こぼれた水はすぐ拭き取る
  • おうちモンテ商品は店舗ごとに売り場が異なるため、知育用品の棚の確認や複数店舗での確認が役に立つ
  • 手作りのおしごとは、子どもが今くり返している動きに合わせてセリア商品で作り、反応を見て難易度や中身を調整する
  • 100均素材で作るときは、直径39mmの筒を通る小さな物を乳幼児の手が届く場所に置かず、使う前後に破損の有無を点検する
  • 手作り教具は動きの練習に、性質の孤立化が必要な感覚教具は精度の高い市販教具にと使い分ける

布を使ったおしごとは、特別な準備がなくても、おうちにある布やセリアの商品から始められます。
拭く、たたむ、しぼるといった身近な動きが、子どもにとっては自分の手で試してみたい大切な時間になります。

ただし、開始の時期に決まりはありません。
1歳半頃はあくまで目安で、成長の様子には個人差があります。
年齢にとらわれず、お子さんが大人の動きをじっと見ていたり、自分でやりたがったりする様子が見えたときが、ちょうどよい始めどきです。

大人の役割は、ことばを少なくしてゆっくり見せることと、安全を整えることです。
無理に誘ったり、途中で何度も直したりせず、お子さんのペースを見守ってみてください。
水を使うときや小さな物を扱うときは、必ず大人がそばにいられる時間に行いましょう。

手作りのおしごとも、今のお子さんの興味に合わせて少しずつ用意すれば十分です。
うまくいかない日があっても、中身や難しさを調整しながら、気楽に続けてみてください。

まずは1枚の布から、ご家庭のペースで試してみてはいかがでしょうか。
お子さんが夢中になる姿に出会えたら、きっとその時間そのものが、親子にとって楽しい思い出になるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました