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『四月は君の嘘』を見て、公生やかをりたちが通った学校のモデルを実際に見てみたいと思ったことはありませんか。
ただ、学校がどこにあるのか、行っても迷惑にならないのかがわからず、迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、作中の学校のモデルとして有力なのは、東京都杉並区にある杉並区立中瀬中学校です。
ただし、中瀬中学校は生徒が毎日通っている公立中学校なので、敷地や校舎の中には入れません。
訪れるときは公道から短い時間だけ静かに外観を眺め、生徒や教職員を撮影しないことが大切です。
この記事では、中瀬中学校の場所と行き方、アニメと見比べたいポイント、訪問するときのマナーを紹介します。
あわせて、石神井川沿いや上石神井の踏切、大泉学園駅周辺など練馬区の聖地と、半日から1日で回れるルートもまとめています。
これから初めて聖地巡礼に出かける方も、学校だけでなく作品の舞台をまとめて歩きたい方も、無理のない計画を立てやすくなります。
場所とマナーを押さえておけば、地域に迷惑をかけずに作品の世界をゆっくり味わえます。
この記事でわかること
- 四月は君の嘘の学校のモデルとされる杉並区立中瀬中学校の場所と行き方
- タイルの壁面やカーブミラーなど、アニメと実物を見比べるポイント
- 敷地に入らない、生徒を撮影しないなど、学校を訪れるときのマナー
- 練馬区の聖地と組み合わせて回るルートと、巡礼におすすめの季節
- 四月は君の嘘の学校のモデルはどこ?杉並区立中瀬中学校が有力
- 中瀬中学校は杉並区の住宅街にあり電車と徒歩で訪れられる
- アニメの学校はタイルの壁面やカーブミラーまで実物とよく似ている
- 学校の中には入れないため敷地の外から静かに眺める
- 公生とかをりの帰り道の聖地は石神井川沿いと上石神井の踏切にある
- 物語の重要な舞台は石神井公園・練馬文化センター・練馬光が丘病院がモデルになっている
- 大泉学園駅周辺ではカフェや洋菓子店で作中の世界を味わえる
- 聖地は練馬・大泉学園・石神井に集まり杉並・小平・新宿にも点在している
- 学校と練馬の聖地は半日から1日のルートでまとめて回れる
- 聖地巡礼は桜とつつじが咲く春に訪れると作品の空気を感じやすい
- 実写映画版の学校ロケ地はアニメのモデルと分けて考える
- まとめ
四月は君の嘘の学校のモデルはどこ?杉並区立中瀬中学校が有力

アニメ『四月は君の嘘』に登場する学校のモデルは、東京都杉並区にある杉並区立中瀬中学校が有力です。
校舎の見た目が作中の学校とよく似ているうえに、エンディングのクレジットにも学校名が載っています。
ここでは、中瀬中学校がモデルとされる根拠を3つに分けて整理します。
作品の舞台は練馬区の大泉学園や石神井のあたりが中心ですが、学校のモデルだけは区をまたいだ場所にあります。
中瀬中学校は練馬区ではなく杉並区の学校です。
ほかの聖地とまとめて調べていると取り違えやすいので、最初に押さえておきましょう。
| 根拠 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 校舎の見た目 | 作中の墨谷中学校と外観がよく似ている | ファンが背景と実物を見比べて見つけた |
| エンディングのクレジット | 「設定協力」の欄に中瀬中学校の名前がある | 作品の中に記録として残っている |
| 監督の発言 | 実在の街を取材して舞台を作ったことが語られている | 学校が描かれた背景がわかる |
作中の墨谷中学校は中瀬中学校の校舎がモデルになっている
作中で有馬公生や澤部椿、渡亮太たちが通っているのは「墨谷中学校」という学校です。
この墨谷中学校の外観が杉並区立中瀬中学校の校舎とよく似ていることから、モデルとして有力視されています。
この特定は制作側が発表したものではなく、ファンが作中の背景と実際の校舎を見比べて見つけたものです。
そのため、この記事でも「公式のロケ地」とは呼ばず、「モデルとされる学校」として紹介しています。
アニメの背景は、実在の建物をそのまま写したものではありません。
作品の雰囲気に合わせて描き直されているので、細かい部分まで同じとは限らないのです。
それでも、校舎の形や色合いといった全体の印象はよく重なります。
作品を見てから実物の写真を見ると、「この学校だ」とすぐにわかる人も多いはずです。
エンディングの「設定協力」クレジットに中瀬中学校の名前が載っている
中瀬中学校がモデルとされる理由は、見た目が似ていることだけではありません。
テレビアニメのエンディングで流れるスタッフクレジットの「設定協力」の欄に、中瀬中学校の名前が載っているのです。
「設定協力」は、作品の舞台や背景を作るときに取材や資料の面で協力した施設・団体の名前が記される欄です。
ここに学校名があるのは、制作の過程で中瀬中学校が参考にされたことを示す手がかりになります。
ただし、クレジットは「この学校が墨谷中学校のモデルです」とまで説明するものではありません。
校舎の見た目とクレジットの両方がそろっていることが、中瀬中学校が有力とされる大きな理由です。
根拠がひとつだけだと「似ているだけかも」と迷いますが、2つが重なると納得しやすくなります。
作品を見返すときは、エンディングに流れる文字にも注目してみてください。
監督の発言でも学校の舞台づくりの背景が語られている
アニメ版の監督を務めた石黒恭平さんのインタビューでは、実在の街を取材して作品の舞台を作り上げたことが語られているとされています。
練馬区周辺の街並みが細かく描かれているのも、こうした舞台づくりの方針があったからこそです。
学校は、登場人物たちが毎日を過ごす身近な場所です。
教室や校舎の風景にリアルさがあると、公生たちの日常がぐっと身近に感じられます。
実在の校舎を参考にした背景は、物語の空気を支える大切な土台になっています。
だからこそ、モデルとなった学校がどこなのか気になるファンが多いのです。
監督の発言は掲載された媒体ごとに言い回しが異なるため、ひとつの記事だけで判断しないことも大切です。
アニメ雑誌やインタビュー記事をいくつか読み比べると、舞台づくりの背景をより深く知ることができます。
中瀬中学校は杉並区の住宅街にあり電車と徒歩で訪れられる
中瀬中学校へは、最寄り駅まで電車で行き、そこから歩いて向かうのが基本です。
学校は静かな住宅街の中にあり、見学者向けの駐車場や観光案内はありません。
出発前にルートを調べて公共交通機関で向かえば、迷わずに落ち着いて外観を眺められます。
最寄り駅から徒歩で向かうルートを地図アプリで事前に確認する
学校の最寄り駅は西武新宿線の沿線にあり、駅からは歩いて向かいます。
初めての場所では、駅のどの出口から出て、どちらへ進めばよいのかで迷いがちです。
出発前に地図アプリで学校の位置を検索し、徒歩ルートを一度なぞっておきましょう。
地図アプリでは、距離や所要時間のほかに途中の目印も確認できます。
コンビニや公園、大きな交差点など、歩きながら見つけやすい目印を2〜3個覚えておくと、画面を見続けずに歩けます。
ストリートビューのような機能を使える場合は、校舎の見え方を前もって確かめておくのもおすすめです。
出発前に確認しておきたい項目を、下の表にまとめました。
| 確認する項目 | 確認しておく理由 |
|---|---|
| 最寄り駅と使う出口 | 駅を出てすぐに進む方向が決まり、迷いにくくなる |
| 徒歩の所要時間 | 次の聖地へ移動する時間を見積もりやすくなる |
| 途中の目印 | スマートフォンの画面を見続けずに歩ける |
| 外観を眺める位置 | 到着してから周囲をうろうろせずに済む |
| 帰りに使う駅 | 次の目的地に合わせて効率よく移動できる |
住宅街で歩きスマホをすると、歩行者や自転車とぶつかる原因になります。
地図を確かめるときは道の端に寄って立ち止まり、周りの通行を妨げないようにしましょう。
スマートフォンの電池が切れると地図を見られなくなるので、モバイルバッテリーを持っていくと安心です。
車ではなく電車などの公共交通機関を使って訪れる
学校のまわりは住宅が立ち並ぶエリアで、見学者のための駐車場はありません。
住宅街の中では空いているコインパーキングを見つけにくく、車で訪れると停める場所を探して細い道を走り回ることになります。
生徒や住民が行き来する道で車がうろうろすると、それだけで周りに不安を与えてしまいます。
特に避けたいのが、校門の近くや住宅の前に車を停めてしまうことです。
短い時間でも、学校や住宅の前に路上駐車するのはやめましょう。
通学路をふさぐうえに住民の出入りの妨げにもなり、事故につながる危険もあります。
電車で訪れれば駐車場所に悩む必要がなく、駅から歩く道すがら街の雰囲気も味わえます。
四月は君の嘘の聖地は西武線の沿線に多く集まっているため、電車での移動はほかの聖地と組み合わせるときにも便利です。
交通系ICカードを用意しておくと、乗り換えのたびに切符を買う手間が省けます。
駅から距離があると感じるなら、路線バスを組み合わせるのもひとつの方法です。
バスの路線や時刻は変わることがあるので、利用する当日に運行情報を確かめておきましょう。
住宅街の細い道に入るので目的地の位置を把握してから歩き出す
駅から学校までの道のりには、住宅街の細い道が含まれます。
住宅街の道は似たような景色が続くため、曲がる場所をひとつ間違えると方向がわからなくなりがちです。
迷って同じ道を何度も行き来していると、住民の方に不審に思われることもあります。
駅を出る前に、学校がどの方角にあるのか、どの角で曲がるのかを頭に入れておきましょう。
目的地の位置を把握してから歩き出すことが、住宅街で迷惑をかけないための第一歩です。
地図アプリの方角表示をオンにしておくと、自分が向いている方向がひと目でわかります。
道に迷ったときは住宅の前で立ち止まり続けず、いったん大きな通りや駅の方向へ戻ってから確認し直すと、落ち着いて立て直せます。
住宅街を歩くときは会話の声を控えめにして、私有地や他人の駐車場に入り込まないよう気をつけましょう。
民家の玄関先や庭にカメラを向けるのも、住民の方を不安にさせる行動です。
学校に着いたら、公道から短い時間だけ外観を眺めるようにします。
学校を訪れるときの詳しいマナーは、後のセクションで紹介します。
アニメの学校はタイルの壁面やカーブミラーまで実物とよく似ている

アニメに描かれた学校と中瀬中学校の外観は、校舎のタイル壁面や校門まわりのカーブミラーといった細かな部分まで見比べて楽しめます。
背景美術が実際の風景を丁寧に写し取っているため、現地に立つと「この角度だ」と気づける場所がいくつもあります。
ここでは、訪れたときに注目したいポイントと、事前にアニメを見返しておくコツを紹介します。
見比べるときは、公道から短い時間だけ眺めることを前提にしてください。
校舎のタイル壁面は作中の外観と見比べやすいポイントになる
中瀬中学校でまず見比べやすいのが、校舎の外壁に使われているタイルの壁面です。
作中の墨谷中学校でも校舎の壁が細かく描き込まれていて、実物と並べるとよく似ていることがわかります。
タイルの壁は、校舎を少し離れた場所から見ても目に入りやすい部分です。
校門の前まで近づかなくても、公道を歩きながら建物の印象をつかめるので、見比べの最初のポイントに向いています。
見るときは、校舎全体の形と壁の質感をセットで意識すると、作中の外観と重ねやすくなります。
窓の並び方や建物の高さもあわせて見ると、アニメの背景がどの方向から描かれたのか想像がふくらみます。
ただし、壁面をよく見ようとして敷地の柵に近づきすぎたり、身を乗り出したりするのは控えましょう。
外観は歩道から眺めるだけで十分楽しめます。
校門まわりのカーブミラーも作中の風景と重ねて楽しめる
校門まわりに立つカーブミラーも、作中の風景と重ねて楽しめるポイントです。
アニメでは何気ない背景として描かれていますが、こうした道路の設備まで再現されていることに気づくと、制作の丁寧さが伝わってきます。
カーブミラーは、車や自転車、歩行者の安全を守るための設備です。
ミラーが立っている場所は見通しの悪い曲がり角になっていることが多いので、立ち止まる位置には気を配りましょう。
カーブミラーの近くで立ち止まって撮影すると、通行する車や自転車の妨げになります。
眺めるときは道の端に寄り、周りの通行を確かめてから短時間で済ませます。
なお、カーブミラーなどの道路設備は、修繕や交換で形や位置が変わる場合があります。
作中とまったく同じ姿でなくても、雰囲気が重なる部分を探すくらいの気持ちで見ると、気軽に楽しめます。
学校は公生たちの登校や放課後の場面で繰り返し背景に登場する
学校は、公生たちが登校する場面や放課後の場面で、繰り返し背景に登場します。
有馬公生や幼なじみの澤部椿、友人の渡亮太が学校で過ごす日常の風景は、物語の大切な土台になっています。
校舎の外観や校門のまわりは、物語の大きな出来事の合間に何度も映ります。
そのため、ひとつのシーンだけでなく、いくつもの場面の記憶が実物の風景と結びつきます。
朝の登校シーンと夕方の放課後のシーンでは、同じ学校でも光の色や空気感がまったく違って見えます。
現地では登下校の時間帯を避けて訪れるので、時間帯ごとの雰囲気はアニメの中で味わうのがおすすめです。
学校が出てくる場面を思い出しながら外観を眺めると、「公生たちはこの道を通っていたのかもしれない」と想像が広がります。
物語の日常に入り込んだような気分になれるのが、学校の聖地ならではの楽しみ方です。
配信やBlu-rayで登場シーンを見返してから訪れると発見が増える
訪れる前に、配信サービスやBlu-rayで学校の登場シーンを見返しておくと、現地での発見が増えます。
記憶だけに頼るより、背景の細かな部分まで頭に入れてから歩くほうが、見比べるポイントに気づきやすくなります。
見返すときは、次のようなポイントに注目しておくと、現地で迷わず見比べられます。
| 見るポイント | アニメで注目したいところ | 現地での見方 |
|---|---|---|
| 校舎の外壁 | タイルの質感や窓の並び | 公道から建物全体を眺める |
| 校門まわり | カーブミラーや門の位置関係 | 道の端に寄って短時間で見る |
| 通学路の雰囲気 | 登校や放課後に歩く道の様子 | 歩きながら景色を重ねる |
気になった場面は、話数やシーンの内容をスマートフォンにメモしておくと、現地で思い出しやすくなります。
なお、配信の有無や作品の取り扱いは、時期によって変わる場合があります。
現地でアニメを大きな音で再生したり、画面を見ながら歩き回ったりするのは、周りの迷惑になるので控えましょう。
アニメで見た景色を頭に入れてから歩くと、何気ない校舎の外観が特別な風景に変わります。
学校の中には入れないため敷地の外から静かに眺める
中瀬中学校を訪れるときは、敷地には入らず、公道から短い時間だけ静かに外観を眺めるのが基本です。
中瀬中学校は、今も生徒が毎日通う公立中学校です。
アニメの舞台を楽しむ気持ちと学校生活を守る配慮を両立させることが、聖地巡礼を気持ちよく楽しむための前提になります。
敷地や校門の内側に入るのは不法侵入にあたり、学校の安全管理の妨げにもなります。
現地で迷わないように、気をつけたいポイントを先に整理しておきます。
| 場面 | 控えること | 代わりにできること |
|---|---|---|
| 訪問前 | 学校への見学申し込み・問い合わせ | アニメの場面を見返して予習する |
| 撮影・投稿 | 生徒や教職員の撮影、学校の写真のSNS投稿 | 見た景色や感想を自分用のメモに残す |
| 時間帯 | 登下校の時間帯の訪問、長居 | 生徒の少ない時間に数分で立ち去る |
| 校門前 | 立ち止まる、大きな声で話す | 歩きながら静かに眺める |
校内の見学申し込みや学校への問い合わせはしない
「せっかくなら校舎の中も見てみたい」と思う方もいるかもしれません。
ですが、作品のファンだからという理由で、学校へ見学を申し込んだり、電話やメールで問い合わせたりするのはやめましょう。
学校の先生方は、授業や生徒への対応で毎日忙しく過ごしています。
アニメに関する問い合わせが重なると、本来の仕事に使う時間を奪ってしまいます。
エンディングに名前が載っている学校であっても、観光の案内をする場所ではありません。
学校の聖地巡礼は、外から眺めて楽しむものと割り切りましょう。
教室や廊下の雰囲気は、作品を見返すことで十分に味わえます。
校内の場面は、アニメの中で楽しむのがおすすめです。
生徒や校舎が写り込む写真をSNSに載せない
聖地を訪れると、写真を撮ってSNSで共有したくなるものです。
しかし、学校の写真をSNSに載せるのは控えましょう。
特に気をつけたいのが、生徒や教職員が写り込むことです。
本人の許可なく生徒や教職員を撮影したり、その写真を公開したりするのは、肖像権やプライバシーの侵害につながります。
生徒が写っていない校舎だけの写真でも、学校名や場所と一緒に投稿すると、知らない人が次々に訪れるきっかけになりかねません。
学校の防犯を考えても、校舎の写真は公開しないほうが安心です。
訪れた記録を残したいときは、見た景色や感じたことを自分用のメモに書き留めておきましょう。
SNSに投稿したい場合は、学校ではなく駅前の街並みなど、公共の場所の風景を選ぶとよいです。
登下校の時間帯は避けて短時間で立ち去る
学校を訪れる時間帯にも配慮が必要です。
生徒が登校する朝と下校する夕方は、校門のまわりや通学路を多くの生徒が行き交います。
その時間に見知らぬ大人が学校の近くにとどまっていると、生徒や保護者、近所の方を不安にさせてしまいます。
防犯の面からも不審に思われやすく、通報されることもあります。
一般的には、朝の7時半から8時半ごろと、午後の15時から17時半ごろが登下校の目安です。
行事や部活動によって時間は変わり、土日や長期休みでも生徒が学校にいることがあります。
外観を眺めるのは数分で切り上げ、次の目的地へ向かいましょう。
長くとどまらないことが、学校と地域への大切な配慮になります。
校門前で立ち止まったり大きな声で話したりしない
校門の前は、生徒や先生、業者の方などが出入りする場所です。
ここで立ち止まると通行の妨げになるので、足を止めずに歩きながら眺めましょう。
中瀬中学校のまわりは住宅街なので、話し声が思った以上に響きます。
友人と一緒だと「ここだ」と盛り上がりがちですが、声は控えめにしてください。
授業中は、外の声が教室まで届いて生徒の集中を妨げてしまいます。
校門の前では立ち止まらず、静かに通り過ぎるのがマナーです。
学校の周辺にある住宅の敷地など、私有地にも入らないようにしましょう。
作品の感想を語り合うのは、学校から離れて駅やカフェに着いてからでも遅くありません。
住宅街の細い道に入るので目的地の位置を把握してから歩き出す
公生とかをりの帰り道の聖地は石神井川沿いと上石神井の踏切にある

公生とかをりが並んで歩いた帰り道の雰囲気は、石神井川沿いの遊歩道と上石神井駅付近の踏切を歩けば味わえます。
どちらも練馬区の西武新宿線沿線にあり、作中の風景と見比べやすい場所です。
川沿いは物語が動き出す場面、踏切は物語の結末を彩る場面のモデルとして知られています。
学校の外観を眺めたあとに足をのばせば、作品の始まりと終わりを両方たどれます。
泉こぶし公園と石神井川沿いは公生が「伴奏者」「代役」を任された場所
泉こぶし公園は、練馬区の石神井川沿いにある小さな公園です。
公生がかをりから伴奏者に指名されたり、代役を頼まれたりする場面の背景のモデルとして、ファンの間で知られています。
ピアノから離れていた公生が、ふたたび音楽と向き合うきっかけになる大切な場面です。
それだけに、作品を好きな人にとっては思い入れの強い場所になっています。
川沿いには遊歩道が続き、柵や木々、水面の景色が作中の雰囲気とよく似ています。
公園の入口や川沿いの柵など、作中の構図を思い出しながら歩いてみてください。
同じ角度を探していくと、アニメの背景がどれだけ丁寧に描かれているかが分かります。
この公園は、近所の方が散歩をしたり子どもが遊んだりする生活の場です。
撮影するときは、遊んでいる子どもや利用者が写り込まないようにカメラの向きを工夫しましょう。
遊歩道には幅の狭いところもあります。
ジョギングや自転車の人が来たら端に寄って道をゆずると、お互いに気持ちよく過ごせます。
上石神井駅付近の踏切は最終話の印象的なシーンの舞台
上石神井駅付近の踏切は、最終話の印象的なシーンのモデルとされています。
遮断機や線路の先に続く街並みが、作中の景色とよく重なります。
最終話は物語の結末に深く関わる回なので、どんな場面かはぜひ本編で確かめてください。
全話を見終えてから訪れると、ありふれた踏切の景色もまったく違って見えてきます。
上石神井駅は西武新宿線の駅で、まわりにはお店や住宅が並んでいます。
観光地ではなく地元の方が毎日通る道なので、話し声は控えめにして歩きましょう。
この踏切は、人や車、自転車がひっきりなしに行き交います。
作中の雰囲気に浸りたくなる場所ですが、景色を楽しむのは周りの安全を確かめてからにしましょう。
踏切では線路内や道路に出ず安全な場所から撮影する
踏切での撮影は、作中と同じ構図にこだわるほど危ない位置に立ちがちです。
撮影は踏切の外の安全な歩道から行いましょう。
遮断機の内側や線路上では、立ち止まることも撮影することもしないでください。列車事故につながる危険があるうえ、非常ボタンが押されるなどして電車の運行を止めてしまうこともあります。
同じ角度を狙って車道に出るのも危険です。
踏切の前後では車が一時停止と発進を繰り返すので、歩道の端に寄っていても周りに気を配ってください。
撮影するときの目安を、下の表にまとめました。
| 場面 | してよいこと | しないこと |
|---|---|---|
| 撮影する位置 | 踏切の外の歩道から撮る | 遮断機の内側や線路上で立ち止まる |
| 構図を探すとき | 歩道の範囲で角度を変える | 車道に出てカメラを構える |
| 警報機が鳴ったとき | カメラを下ろして待つ | 渡りながら撮影を続ける |
| 撮影の道具 | 手持ちで短く撮る | 三脚や自撮り棒を広げる |
電車が通る瞬間を撮りたいときも、踏切の正面に陣取るのは避けましょう。
歩道の端から数枚撮ったら、ほかの人に場所をゆずるくらいの気持ちで十分です。
物語の重要な舞台は石神井公園・練馬文化センター・練馬光が丘病院がモデルになっている
石神井公園・練馬文化センター・練馬光が丘病院の3か所を巡ると、出会いの場面からコンクール、入院の場面まで、物語の大きな流れをたどれます。
3か所とも練馬区内にあり、作中の背景と見比べやすい場所としてファンの間で知られています。
ただ、過ごし方は場所ごとに違うので、先に整理しておきましょう。
| 場所 | 作中での役割 | 最寄り駅の目安 | 楽しみ方 |
|---|---|---|---|
| 石神井公園 | 第1話でかをりが黒猫を追いかけた場所 | 西武池袋線 石神井公園駅 | 園内を散策しながら景色を見比べる |
| 練馬文化センター | コンクール会場「TOWA HALL」 | 西武池袋線・都営大江戸線 練馬駅 | 外観を眺める、公演日に来場する |
| 練馬光が丘病院 | かをりが入院した病院 | 都営大江戸線 光が丘駅 | 外観を短時間眺めるだけにする |
公園はのんびり歩ける場所ですが、ホールと病院はそれぞれの目的で人が利用する施設です。
同じ「聖地」でも、場所に合わせて過ごし方を切り替えるようにしてください。
石神井公園は第1話でかをりが黒猫を追いかけた場所
石神井公園は、第1話でかをりが黒猫を追いかけていく場面の背景のモデルと言われています。
公生とかをりの物語が動き出す回に登場する場所なので、巡礼の出発点にぴったりです。
公園は石神井池と三宝寺池という2つの池を中心に広がっていて、水辺の遊歩道や木立の中の道を歩けます。
作中の画面を思い浮かべながら、池のほとりや木々の並び方を見比べてみてください。
園内はとても広いので、目当ての景色を探すなら石神井公園駅に近い石神井池のほうから歩き始めるとスムーズです。
作中では公園の緑が明るい色合いで描かれているので、晴れた日に訪れると画面の雰囲気に近い景色を楽しめます。
なお、作中の黒猫を思い出しても、園内で見かけた猫を追いかけたり餌をあげたりするのは控えましょう。
散歩やジョギングを楽しむ地元の方も多いので、撮影は通路をふさがない位置から行ってください。
練馬文化センターはコンクール会場「TOWA HALL」のモデル
練馬駅のすぐ近くにある練馬文化センターは、公生やかをりが出場するコンクールの会場「TOWA HALL」のモデルとして有力です。
演奏シーンが物語の中心にある作品なので、ホールの外観を見るだけでも、舞台に向かう緊張感のある場面がよみがえります。
ここは演奏会や催しが開かれている現役のホールで、公演やイベントのない日は館内に入れないことがあります。
建物の中の雰囲気まで味わいたいなら、事前に公演スケジュールを調べ、チケットを取って来場するのが確実です。
外観を眺めるだけなら、建物の前の歩道から全体を見渡せます。
開場前や終演後は入口付近に人が集まるので、その時間帯の撮影は避けて、来場する方の流れを止めないようにしましょう。
館内で写真を撮りたいときは、案内表示を確認し、スタッフに許可を取ってからにしてください。
客席や公演中の撮影は、多くのホールで禁止されています。
練馬光が丘病院はかをりが入院した病院のモデルで外観の見学にとどめる
練馬光が丘病院は、かをりが入院していた病院のモデルと言われています。
物語の後半で公生が何度も足を運ぶ場所なので、作品の中でも特に心に残っている方は多いはずです。
ただし、ここは今も多くの人が利用している現役の医療機関です。
巡礼で訪れても、観光目的で院内に入ったり、患者さんや職員、院内の様子を撮影したりするのはやめましょう。
外観を見たいときは、敷地の外の歩道から短い時間だけ眺めるのが基本です。
病院の前は救急車やタクシー、送迎の車が出入りするので、出入口や車寄せの近くでは立ち止まらないでください。
また、病院はアニメの放送後に新しい建物へ移っているため、作中の外観とは違って見える場合があります。
景色を見比べる場所というより、物語の場面を静かに思い返す場所と考えて、長居せずに次の目的地へ向かいましょう。
大泉学園駅周辺ではカフェや洋菓子店で作中の世界を味わえる

大泉学園駅のまわりでは、作中に登場するカフェのモデルや洋菓子店に立ち寄って、物語の世界を味わいながら巡礼を楽しめます。
景色を眺めるだけの巡礼とは違い、作中の場面と同じように席について過ごせるのがこのエリアの魅力です。
ここでは、カフェ「ラ・プリムール」と洋菓子店「パティスリーカミタニ」、そして駅周辺の街並みで見つかる聖地を順番に紹介します。
歩き疲れたときの休憩場所としても覚えておくと便利です。
| スポット | 作品との関わり | 楽しみ方 |
|---|---|---|
| ラ・プリムール | 第3話でワッフルを食べたカフェのモデル | ワッフルを注文して作中の場面を思い返す |
| パティスリーカミタニ | 巡礼の途中に立ち寄れる駅周辺の洋菓子店 | カヌレを巡礼のおみやげにする |
| ブッチャーズテーブル | 駅周辺の街並みに登場するお店のモデル | 入口をふさがない位置から店構えを見比べる |
| かをりの実家のモデル | 住宅街にある個人の住宅 | 撮影はせず、街の雰囲気だけを味わう |
ラ・プリムールは第3話でワッフルを食べたカフェのモデル
ラ・プリムールは、アニメ第3話で公生たちがワッフルを食べる場面に登場するカフェのモデルと言われるお店です。
お店の雰囲気が作中の背景と重なることから、ファンの間で聖地として親しまれています。
第3話は、物語が少しずつ動き始める序盤の回です。
ワッフルを囲む何気ない場面だからこそ、同じお店で過ごすと登場人物たちの日常がぐっと身近に感じられます。
訪れる前に第3話を見返しておくと、席に着いたときに場面の記憶がよみがえります。
たくさん歩いたあとにひと息つける場所としても、巡礼の途中に入れておきたいお店です。
店内で写真を撮りたいときは、先にお店の方にひと声かけて許可をもらいましょう。
ほかのお客さんが写り込まないように気を配れば、お店の方にも気持ちよく迎えてもらえます。
ラ・プリムールではリンゴとナッツのキャラメルワッフルを注文できる
ラ・プリムールでは、リンゴとナッツのキャラメルワッフルを注文できます。
作中の場面を思い出しながら、同じお店でワッフルを味わえるのは、ここでしかできない楽しみ方です。
名前のとおり、リンゴとナッツにキャラメルを合わせたワッフルです。
巡礼で訪れたなら、作品の世界にひたる一品として選んでおきたいメニューといえます。
ただし、メニューの内容や価格は時期によって変わる場合があります。
目当てのワッフルがなかったときは、ほかのメニューでお店の雰囲気を楽しむくらいの気持ちで出かけると、がっかりせずに済みます。
お昼どきや休日は混み合うこともあるため、時間を少しずらすと入りやすくなります。
食べ終わったら長居しすぎず、次のお客さんに席をゆずる心づかいも忘れないようにしましょう。
パティスリーカミタニのカヌレは巡礼のおみやげに向いている
大泉学園駅の周辺にあるパティスリーカミタニで、巡礼のおみやげに向いているのがカヌレです。
カヌレは外側が香ばしく、中はもっちりとした食感が特徴のフランスの焼き菓子です。
聖地巡礼は一日中歩き回ることが多いので、形がくずれやすい生菓子より、焼き菓子のほうが持ち歩きやすくなります。
小ぶりで持ち運びしやすいのも、巡礼のおみやげにぴったりな理由です。
日持ちや持ち歩ける時間は、購入するときにお店の方に確かめておくと安心です。
巡礼の終わりに立ち寄るようにすれば、荷物として持ち歩く時間も短くて済みます。
家族や友人へのおみやげにすれば、巡礼の思い出を話すきっかけにもなります。
自分用に買って、家で作品を見返しながら味わうのもすてきな楽しみ方です。
ブッチャーズテーブルやかをりの実家のモデルも駅周辺の街並みで見つかる
大泉学園駅の周辺には、ブッチャーズテーブルのように作中の背景のモデルと言われるお店もあります。
カフェや洋菓子店に寄ったあとで街並みを歩くと、作中で見た景色にあちこちで出会えます。
ブッチャーズテーブルを外から眺めるときは、入口の前をふさがないように少し離れた場所から見ましょう。
店内で撮影したいときは、ほかのお店と同じように許可を取ってからにしてください。
一方で、かをりの実家のモデルと言われる場所は、今も人が暮らしている個人の住宅です。
住宅を撮影したり、住所を調べてSNSなどに載せたりするのはやめましょう。
住んでいる方のプライバシーを守ることは、作品を大切にすることにもつながります。
住宅街を歩くときは、大きな声で話したり、私有地に入り込んだりしないように気をつけてください。
前述のとおり、車ではなく電車と徒歩で訪れるのが基本です。
街の空気を感じながら歩くだけでも、かをりが過ごしていた日常を思い描けます。
特定の家を探すのではなく、駅周辺の街並み全体を作品の舞台として楽しむ気持ちで歩きましょう。
聖地は練馬・大泉学園・石神井に集まり杉並・小平・新宿にも点在している
『四月は君の嘘』の聖地は、練馬区の大泉学園・石神井エリアを中心に集まり、杉並・小平・新宿にも点在しています。
地域ごとに分けて考えると、無理のない巡礼の計画を立てやすくなります。
ここでは、聖地がどの地域にどう散らばっているのかを整理します。
どこを同じ日にまとめて、どこを別の日に回すかを決めるときの参考にしてください。
練馬区内の聖地は西武池袋線と西武新宿線の沿線に集中している
練馬区内の聖地は、西武池袋線と西武新宿線という2本の路線の沿線に集まっています。
大泉学園・石神井公園・練馬は西武池袋線、上石神井は西武新宿線の駅です。
| エリア | 主な聖地 | 使う路線の目安 |
|---|---|---|
| 大泉学園 | ラ・プリムール、パティスリーカミタニ、駅周辺の街並み | 西武池袋線 |
| 石神井公園 | 石神井公園 | 西武池袋線 |
| 練馬 | 練馬文化センター | 西武池袋線 |
| 上石神井 | 石神井川沿い、上石神井駅付近の踏切 | 西武新宿線 |
| 光が丘 | 練馬光が丘病院 | 西武線の駅からは離れている |
| 杉並 | 中瀬中学校 | 西武新宿線 |
| 小平・新宿 | 作中の場面のモデルと言われる場所 | 練馬から離れているため別日向き |
表のとおり、大泉学園から練馬までの聖地は、西武池袋線の数駅の間に並んでいます。
同じ路線の中を移動するだけで次の聖地に着くので、移動の負担は軽めです。
ここで気をつけたいのは、西武池袋線と西武新宿線は並行して走る別の路線で、近くに乗り換えられる駅がないことです。
石神井公園から上石神井へ向かうなら、バスを使うか歩いて移動するかを事前に決めておきましょう。
また、練馬光が丘病院は光が丘エリアにあり、西武線の駅からは離れています。
ほかの聖地とは移動手段が変わるので、行くかどうかも含めて先に決めておくと計画がまとまります。
杉並の中瀬中学校は西武新宿線沿線の聖地と組み合わせやすい
学校のモデルとして有力な中瀬中学校は杉並区にありますが、西武新宿線を使って訪れることができます。
上石神井駅と同じ路線なので、踏切や石神井川沿いの聖地と組み合わせやすい場所です。
杉並区と練馬区は隣り合っていて、区の境目をまたいでも電車ならすぐ移動できます。
区名だけ見ると離れているように感じますが、路線で考えると同じ方面にまとまっています。
組み合わせるときは、学校と上石神井を「西武新宿線の聖地」としてひとまとめにするのがおすすめです。
そのうえで、西武池袋線沿いの大泉学園や石神井公園まで足を延ばすかどうかを、体力や時間に合わせて決めましょう。
学校は外から短い時間眺めるだけなので、ほかの聖地と同じ日に組み込んでも予定がきつくなりません。
前述のとおり、訪れる時間帯には気を配って計画に入れてください。
小平や新宿の聖地は別日に分けて回る計画を立てる
小平や新宿にも、作中の場面のモデルと言われる場所があります。
ただ、練馬の聖地からは距離があるため、同じ日に回ろうとすると移動だけで時間がかかってしまいます。
小平は練馬よりさらに西側、新宿は南東の都心側にあり、向かう方向がほぼ逆です。
練馬の聖地を回ったあとに両方へ足を延ばすのは、現実的ではありません。
おすすめは、練馬・杉並の聖地を回る日と、小平や新宿を訪れる日を分けることです。
日を分ければ、それぞれの場所で落ち着いて作品の場面を思い出せます。
小平は西武新宿線でつながっていますが、上石神井からさらに先へ進むことになるので、時間に余裕のある日に回ると歩きやすくなります。
新宿は都心にあるので、買い物などほかの予定のついでに立ち寄る方法もあります。
行きたい場所をエリアごとに書き出し、日程を割り振ってから出かけましょう。
1日に詰め込みすぎないことが、巡礼を最後まで楽しむコツです。
学校と練馬の聖地は半日から1日のルートでまとめて回れる

中瀬中学校と練馬の主な聖地は、西武新宿線と西武池袋線を使い分ければ、半日から1日でまとめて回れます。
1日を午前・昼・夕方の3つに分け、それぞれで訪れるエリアを決めておくと、移動の順番に迷わず進めます。
下の表は、1日かけて回る場合の流れの一例です。
時間帯は目安なので、出発時間や体力に合わせて組み替えてください。
| 時間帯 | 訪れる場所 | 主な移動手段 | 滞在の目安 |
|---|---|---|---|
| 午前(10時ごろ〜) | 中瀬中学校 → 上石神井駅付近の踏切・石神井川沿い | 西武新宿線・徒歩 | 約2時間 |
| 昼(12時ごろ〜) | 石神井公園 → 大泉学園駅周辺のカフェ | 徒歩またはバス・西武池袋線 | 約2〜3時間 |
| 夕方(15時ごろ〜) | 練馬文化センターなど練馬駅周辺 | 西武池袋線・徒歩 | 約1〜2時間 |
午前は中瀬中学校から上石神井の踏切へ西武新宿線で移動する
1日のスタートは、杉並区の中瀬中学校にします。
前述のとおり登下校の時間帯は外したいので、生徒の登校が終わった10時ごろに着くように出発すると、落ち着いて外観を眺められます。
学校を見たら最寄り駅に戻り、西武新宿線で上石神井駅方面の電車に乗ります。
同じ路線の上を移動するので乗り換えがなく、午前の移動をシンプルにまとめられるのがこの順番のよいところです。
上石神井駅に着いたら、駅近くの踏切や石神井川沿いを歩いて、公生とかをりの帰り道の場面を思い出しましょう。
川沿いの遊歩道は歩くだけでも気持ちがよく、作品の空気にゆっくりなじんでいけます。
どちらも住宅街の中にある場所なので、長居をせずに次へ進むくらいがちょうどよいペースです。
午前の部は、学校と上石神井を合わせて2時間ほど見ておくと安心です。
昼は石神井公園を歩いてから大泉学園のカフェで休憩する
前述のとおり、上石神井から石神井公園へは路線をまたぐ移動になります。
歩いて北へ向かうか、バスを使うかのどちらかを選びましょう。
歩く場合、公園の三宝寺池側までは25〜30分が目安です。
上石神井駅からは石神井公園駅方面へ向かう路線バスも出ているとされていますので、疲れているときはバスを選ぶと体力を温存できます。
石神井公園では、第1話でかをりが黒猫を追いかけた場面を思い浮かべながら、池のまわりを散歩します。
公園は広いので、見たい場所を2〜3か所に絞っておくと、時間が読みやすくなります。
散策のあとは、石神井公園駅から西武池袋線に1駅乗って大泉学園駅へ移動します。
駅周辺のカフェでワッフルや軽い食事を楽しめば、歩き疲れた足を休めながら午後に向けてひと息つけます。
お昼どきを少し外して入ると、店内でゆっくり過ごしやすくなります。
午前に撮った写真を見返しながら、次に向かう場所を確認する時間にするのもおすすめです。
夕方は練馬文化センターなど練馬駅周辺の聖地で締めくくる
休憩を終えたら、大泉学園駅から西武池袋線の池袋方面の電車で練馬駅へ向かいます。
乗り換えなしで行けるので、1日の終盤でも負担の少ない移動です。
練馬駅のすぐ近くには、コンクール会場「TOWA HALL」のモデルとされる練馬文化センターがあります。
公生がステージに立った場面を思い出しながら、建物の外観を眺めてみましょう。
ホールはイベントのない日には中に入れないことがあるので、外から眺めるつもりで訪れると気持ちが楽です。
夕方のやわらかい光の中で見る建物は、物語のクライマックスと重なって見えます。
練馬駅には西武池袋線のほかに都営大江戸線も通っているので、帰りの電車を選びやすいのも利点です。
巡礼の締めくくりを練馬にすると、どの方面へ帰る場合も動きやすくなります。
移動時間に余裕を持たせて半日から1日を目安にする
このルートは、すべて回るなら1日、エリアを絞るなら半日が目安です。
行きたい場所の数より、1か所ごとの時間を大切にすると、満足度の高い巡礼になります。
半日で回りたいときは、次のように午前と午後で分けると組み立てやすくなります。
- 午前だけの半日コース:中瀬中学校 → 上石神井駅付近の踏切・石神井川沿い
- 午後だけの半日コース:石神井公園 → 大泉学園駅周辺のカフェ → 練馬文化センター
計画を立てるときは、地図アプリの所要時間をそのまま使わず、移動ごとに10〜15分の余裕を足して見積もるようにしましょう。
駅の出口を間違えたり、景色に見とれて足を止めたりと、思ったより時間がかかる場面は意外と多いものです。
当日の天気や体調によっては、予定の一部を別の日に回す判断も大切です。
半日コースを2回に分けて歩けば、季節ごとの景色の違いも楽しめます。
カフェの定休日と重ならない曜日を選んでおくと、昼の休憩場所に困りません。
曜日と時間帯を先に決めてからルートを組むと、当日あわてずに巡礼を楽しめます。
聖地巡礼は桜とつつじが咲く春に訪れると作品の空気を感じやすい
聖地巡礼の時期に迷ったら、桜とつつじが咲く春を選ぶと、作品の空気を肌で感じられます。
『四月は君の嘘』は春に始まる物語で、大切な場面にも花の景色がたびたび描かれています。
同じ季節に歩けば、背景の色合いや光のやわらかさまで作中と重ねて楽しめます。
春に楽しめる花の時期と、それぞれの楽しみ方を表にまとめました。
日程を考えるときの目安にしてください。
| 時期の目安 | 楽しめる景色 | 楽しみ方のポイント |
|---|---|---|
| 3月下旬〜4月上旬 | 桜 | 満開から散り始めの、花びらが舞う景色を作中と重ねる |
| 4月中旬〜下旬 | 新緑 | 桜が散ったあとの、明るい緑に包まれた道を歩く |
| 4月中旬〜5月上旬 | つつじ | 公園や道沿いの植え込みを眺めながらゆっくり散策する |
花の咲く時期は、その年の気温によって1〜2週間ほど前後します。
日程を早くから決めてしまわず、直前の開花情報を見ながら調整しましょう。
4月の桜の時期はタイトルどおりの景色を楽しめる
タイトルにある「四月」は、公生とかをりが出会う季節です。
物語の始まりには桜の花びらが舞う景色が描かれ、春の明るさが二人の出会いを印象づけています。
東京の桜は、例年3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えるとされています。
4月に入ってすぐの週末までは、満開から散り始めの景色に出会える年が多いです。
タイトルと同じ「四月」に歩けるのも、この時期ならではの楽しみです。
満開の桜だけでなく、散り際の桜もこの作品らしい景色のひとつです。
花びらが風に舞う様子や、道に花びらが敷き詰められた様子には、満開のときとは違う味わいがあります。
物語の切なさを思い出しながら眺めると、景色の見え方も変わってきます。
桜を目当てにするなら、石神井川沿いや石神井公園など、もともと散策に向いた場所を中心に組むと歩きやすくなります。
前のセクションで紹介したルートに、花の多い道を少し足すだけで十分に春らしさを味わえます。
つつじの時期は公園や川沿いの散策がより華やかになる
桜が散ったあとも、春の巡礼はまだまだ楽しめます。
4月中旬から5月上旬にかけては、つつじが公園の植え込みや道沿いを彩る時期です。
つつじは背が低く、足元に近い高さで赤や桃色、白の花が咲きそろいます。
桜のように見上げる景色とは違い、歩きながら目線の近くで花を楽しめるのが魅力です。
花の色が道の両側に続くと、いつもの散策路もぐっと華やかに見えます。
この時期は新緑が出そろう季節とも重なり、木々の明るい緑と花の色の組み合わせがきれいです。
作中の明るい場面を思い出しながら歩くと、同じ場所でも桜の時期とは違う表情に気づけます。
桜の時期に比べて人出が落ち着く日も多いので、ゆっくり写真を撮りたい人にはこちらの時期も向いています。
日中は汗ばむほど気温が上がる日もあるため、飲み物と羽織りものを持って出かけると安心です。
花の見頃は人出が増えるので平日の訪問を選ぶ
桜やつつじの見頃は、聖地巡礼の人だけでなく、花見や散策を楽しむ人も一斉に集まる時期です。
特に満開と重なる土日の昼前後は、公園や川沿いの道が混み合い、思うように歩けなくなります。
平日の午前中を選ぶと、人の少ない落ち着いた景色の中で作中の場面と見比べられます。
写真を撮るときもほかの人が写り込みにくく、立ち止まる場所にも困りません。
ただし、4月上旬は入学式や始業式が行われる時期でもあります。
平日に中瀬中学校へ立ち寄るときは、前述のとおり時間帯に気を配りましょう。
休日しか動けない場合は、朝早めに出発して、混み合う前に主な場所を回っておくのがおすすめです。
人の少ない時間を選んで歩くことが、花の景色と作品の世界をじっくり味わうコツです。
実写映画版の学校ロケ地はアニメのモデルと分けて考える

実写映画版の学校ロケ地は、アニメの学校のモデルとは別の場所として分けて考えるのが正解です。
2016年に公開された実写映画版は、アニメとは別の制作チームが、別の方法で映像をつくっています。
そのため、同じ「学校」の場面でも、使われた場所はアニメの背景モデルと一致しません。
この違いを知らずに出かけると、アニメの景色を期待して訪れた場所が実写版のロケ地だった、ということが起こります。
巡礼の計画を立てる前に、どちらの作品の情報なのかを見分けておきましょう。
実写版はアニメとは異なる場所でロケが行われている
アニメの背景は、実在の風景を参考にしながら絵として描かれたものです。
一方の実写映画は、俳優がその場で実際に演技をして、カメラで撮影してつくられます。
つくり方そのものが違うため、選ばれる場所も変わってきます。
実写の撮影では、長い時間にわたって機材を置ける場所や、撮影の許可を得やすい場所が選ばれます。
授業が行われている学校をそのまま使うのは難しいため、学校の場面には、使われなくなった校舎や撮影に協力している施設が選ばれることがよくあります。
また、実写映画は限られた撮影期間の中で、多くの場面を効率よく撮る必要があります。
学校や街並み、ホールなど、作中のさまざまな場面を近い地域でまとめて撮れるかどうかも、場所選びの判断材料になります。
アニメで中瀬中学校がモデルとされているからといって、実写版の学校の場面も同じ場所で撮られたわけではありません。
タイトルは同じでも、アニメと実写は「別の作品の聖地」として整理しておくと、情報を調べるときに迷いにくくなります。
実写版のロケ地は公式情報やフィルムコミッションの情報で確認する
実写版のロケ地を知りたいときは、映画の公式情報や、各地のフィルムコミッションが公開している情報を手がかりにします。
フィルムコミッションとは、映画やドラマの撮影場所探しや許可の手続きを手伝う、自治体や観光協会などの窓口のことです。
フィルムコミッションのサイトでは、協力した作品名と撮影場所を「ロケ地情報」として紹介していることがあります。
調べるときの手がかりは、次のように整理できます。
| 情報源 | 分かること | 確認のポイント |
|---|---|---|
| 映画の公式サイト・公式SNS | 撮影の裏話やロケ地の紹介 | 公開当時の情報かどうか |
| フィルムコミッション・自治体のサイト | 撮影に協力した場所 | 見学できるかどうかの記載 |
| Blu-ray・DVDのエンドクレジット | 撮影に協力した施設の名前 | 名前だけで場所を決めつけない |
一方で、個人のブログやSNSの投稿には、推測や記憶違いがまじっていることもあります。
複数の情報源で同じ場所が挙がっているかを確かめてから、訪れる候補にするのが安心です。
また、撮影に使われた場所でも、ふだんは一般公開していない施設があります。
ロケ地情報に見学できるかどうかが書かれていないときは、外から眺めるだけにしておきましょう。
アニメの聖地と混同して無関係な学校を訪れないようにする
インターネットで作品名と「学校」を組み合わせて調べると、アニメの聖地と実写版のロケ地の情報が一緒に表示されます。
見出しだけを見て判断すると、アニメとも実写とも関係のない学校を訪ねてしまうおそれがあります。
特に気をつけたいのは、記事の題名だけで行き先を決めてしまうことです。
アニメの情報か実写版の情報かを確かめずに、学校へ向かうのはやめましょう。
学校はどこも、生徒が毎日通って学ぶ場所です。
作品と関係のない学校のまわりで写真を撮ったり、外観を見比べたりすると、学校や近所の方に不安を与えてしまいます。
訪問先を決めるときは、その情報が「アニメの背景モデル」なのか「実写映画の撮影場所」なのかを、まず確認しましょう。
アニメの学校のモデルとして有力なのは、この記事で紹介してきた杉並区立中瀬中学校です。
SNSに巡礼の写真を載せるときも、「アニメの聖地」か「実写版のロケ地」かを書き添えておくと、ほかのファンが混同しにくくなります。
アニメと実写を分けて整理しておけば、それぞれの作品の世界を落ち着いて楽しめます。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 『四月は君の嘘』の学校のモデルは杉並区立中瀬中学校が有力で、タイルの壁面やカーブミラーまで作中とよく似ている
- 中瀬中学校へは電車と徒歩で向かい、車では訪れない
- 学校の敷地には入らず、公道から短い時間だけ静かに外観を眺める
- 公生とかをりの帰り道は、石神井川沿いの遊歩道と上石神井駅付近の踏切を歩いて味わえる
- 石神井公園・練馬文化センター・練馬光が丘病院をめぐると、出会いからコンクール、入院までの物語の流れをたどれる
- 大泉学園駅周辺のカフェのモデルや洋菓子店に立ち寄ると、作中の世界を味わいながら巡礼を楽しめる
- 西武新宿線と西武池袋線を使い分ければ、学校と練馬の聖地を半日から1日でまとめて回れる
- 桜とつつじが咲く春に訪れると、作品の空気を肌で感じられる
- 実写映画版の学校ロケ地は、アニメの学校のモデルとは別の場所として分けて考える
『四月は君の嘘』の聖地は、練馬区の大泉学園・石神井エリアを中心に集まっています。
学校のモデルとされる中瀬中学校は杉並区にありますが、どの路線を使うかを先に決めて、移動に余裕を持たせておけば、ひと続きのルートとして無理なく回れます。
ただし、学校や病院、住宅街は、そこで毎日を過ごしている人たちの場所です。
敷地や院内には入らないこと、人や住宅を撮影しないこと、大きな声を出さないことを心がけて、静かに風景を楽しみましょう。
踏切では、遮断機の内側や線路上で立ち止まらないようにしてください。
カフェや洋菓子店、練馬文化センターなどは、営業時間や内容が変わっている場合があります。
最新の情報は公式サイトや店頭でご確認ください。
出かける前に登場シーンを見返しておくと、何気ない街並みの中に作中の景色を見つけやすくなります。
花の季節に合わせるなら、混雑を避けやすい平日を選ぶと、ゆっくり歩けます。
マナーを守りながら、公生やかをりが過ごした街を自分の足で歩いて、作品の世界をあらためて味わってみてください。

