ポリカーボネートで掃き出し窓に二重窓は作れる?厚みと隙間対策

ポリカーボネートで掃き出し窓に二重窓は作れる?厚みと隙間対策 掃除

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掃き出し窓から入る冷気や結露が気になり、ポリカーボネートで二重窓を作れないかと考えたものの、「大きな窓でも板がたわまないか」「どれくらいの厚みを選べばよいのか」「隙間はどうふさげばよいのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。

結論からいえば、掃き出し窓でも、大窓用のキットを使うか部材をそろえて自作すれば、ポリカーボネートで二重窓は作れます。寸法に自信がない方や大きな窓が初めての方は、完成品キットやオーダーカットから始めると失敗を防げます。

ただし、掃き出し窓は板が大きく重くなるため、上レールの溝が浅かったり補強が足りなかったりすると、板が外れて倒れるおそれがあります。
外れ止めと補強は省かず、最初から計画に入れておくことが大切です。

この記事では、中空ポリカで結露の軽減や寒さの緩和ができる仕組みと劣化の注意点、掃き出し窓に合う板の厚みの目安、たわみや隙間を防ぐ補強の方法から、賃貸での取り付け方、費用、購入先やキットの選び方までを紹介します。

掃き出し窓の寒さや結露を、費用を抑えてやわらげたい方、賃貸で窓枠に穴を開けたくない方に向けて、自宅の窓に合った作り方を選べるようにまとめました。

板の厚みと補強、隙間対策を押さえれば、掃き出し窓でも毎日開け閉めできるポリカの二重窓に仕上げられます。

この記事でわかること

  • 掃き出し窓にポリカで二重窓を作る方法と、キットか自作かの選び方
  • 掃き出し窓に合う中空ポリカの厚みの目安と、リブの向き
  • たわみ・隙間・レール外れを防ぐ補強と、歪んだ窓枠への対処法
  • 賃貸で原状回復できる固定方法と、費用・購入先・実在キットの比べ方
  1. 掃き出し窓にポリカで二重窓は作れる?大窓用キットか自作で取り付けられる
    1. 完成品キットを付けるか部材をそろえて自作するかの2通りから選ぶ
    2. 窓枠の内側にレールを固定できる奥行きと平らな面があるかを先に確かめる
    3. 腰高窓や出窓より板が大きく重くなるため、掃き出し窓は補強する前提で計画する
  2. 中空ポリカは空気層で断熱と結露軽減に効くが、紫外線と熱で少しずつ劣化する
    1. 中空構造の空気層が室内の暖気を窓から逃がしにくくする
    2. 窓ガラスの結露は減るがゼロにはならないため、こまめに拭き取る
    3. 直射日光と夏の高温が続くと黄ばみ・白化・反りが出てくる
    4. 耐候グレードの板を選び、夏は内窓を開けて熱をこもらせないようにする
  3. 掃き出し窓には4mm前後の中空ポリカを基準にし、たわみが気になれば厚い板を選ぶ
    1. 3mmは軽くて扱いやすいが、高さ2m近い板ではたわみやすい
    2. 中空の筋(リブ)を縦向きにして板の強度を生かす
    3. 幅の広い窓は1枚で覆わず、2〜4枚の引き戸に分ける
  4. 板のたわみ・隙間・レール外れは板の重さと固定不足が原因なので補強で防ぐ
    1. 板の縦の辺にフレームや補強材を付けて反りを抑える
    2. 上レールは溝の深いものを選び、板がかかる深さを確保して外れを防ぐ
    3. 板の重なりや枠との隙間はモヘアや隙間テープでふさぐ
  5. 窓枠や床が歪んだ古い家でも、寸法の測り方とレールの調整で設置できる
    1. 高さと幅を左右・上下の複数か所で測り、歪みの大きさを把握する
    2. 板は測った中でいちばん小さい寸法に合わせてカットする
    3. 下レールの下にスペーサーをかませて水平を出し、残った隙間はテープで埋める
  6. 出入りの多い掃き出し窓も、引き戸を軽く動くように作れば毎日開け閉めできる
    1. 普段出入りする側の板を手前のレールに入れて動線を確保する
    2. 取っ手を付けて板そのものを押さずに開け閉めする
    3. 網戸・カーテン・エアコンのホースとぶつからない位置にレールを付ける
  7. 賃貸でも窓枠に穴を開けない方法なら原状回復できる
    1. ねじ止めをせず、両面テープや置くだけのレールで固定する
    2. テープは跡が残りにくいものを選び、目立たない場所で試してから貼る
    3. 共用部扱いの窓サッシに当たらないか、管理会社に事前に確認する
  8. やめるときは部材を分けて外し、片付けたあとは断熱カーテンライナーで寒さを防げる
    1. 板を外してからレールとテープをゆっくりはがし、のり残りを拭き取る
    2. ポリカ板とアルミ・樹脂の部材は自治体のごみ区分に合わせて分別して出す
    3. 工事のいらない断熱カーテンライナーなら窓からの冷気を手軽に抑えられる
  9. 費用はメーカー内窓よりずっと安いが、気密性と耐久性で差が出る
    1. DIYの費用はキット代または板・レール代と送料でほぼ決まる
    2. インプラスやプラマードUは気密性と耐久性が高く、補助金の対象になることもある
    3. 長く住む持ち家ならメーカー内窓、賃貸やお試しならポリカ二重窓が向いている
  10. 購入先とキットは、窓の実寸・対応サイズの上限・オーダーカットの有無で選ぶ
    1. ホームセンターは定尺の板が中心で、掃き出し窓に合う大判は在庫が少ない
    2. ネット通販なら掃き出し窓の寸法に合わせたオーダーカットを頼める
    3. キットは対応サイズの上限と板の厚みを窓の実寸と照らし合わせて選ぶ
    4. 大判の板は配送できるか、送料がいくらかまで含めて比べる
  11. 掃き出し窓に使える実在のキットなら、大きい窓でも部材をまとめてそろえられる
    1. 光 二重窓・簡易内窓 大窓用セット
    2. 光 簡易内窓用フレーム&レールセット(ベランダ・大きい窓用)
    3. SEIKI 楽窓II(ラクマド2)
    4. オーダーガラス板.com 簡易内窓
  12. まとめ

掃き出し窓にポリカで二重窓は作れる?大窓用キットか自作で取り付けられる

掃き出し窓にポリカで二重窓は作れる?大窓用キットか自作で取り付けられる

掃き出し窓にも、ポリカーボネートの板を使って二重窓(内窓)を取り付けられます。
方法は、大きい窓に対応した完成品キットを使うか、板やレールをそろえて自作するかのどちらかです。
ただし腰高窓と比べて板がかなり大きくなるため、取り付ける面の確認と補強をセットで考えておくことが大切です。

完成品キットを付けるか部材をそろえて自作するかの2通りから選ぶ

ポリカで内窓を作る方法は、大きく分けて2通りあります。
ひとつは、板・レール・フレームなどがひとまとめになった完成品キットを使う方法です。
もうひとつは、中空ポリカの板とレール、隙間テープなどを個別に買いそろえて組み立てる自作の方法です。

寸法に自信がない方や、大きい窓に取り付けるのが初めての方は、完成品キットやオーダーカットの板から始めるのがおすすめです。
部材の組み合わせを一から考える手間がかからず、サイズの合わない板を買ってしまう失敗も防げます。

一方で、採寸やカッターでの加工に慣れている方なら、自作を選ぶと窓の形に合わせて細かく調整できます。
レールの種類や板の厚みを自分で決められるので、窓ごとの事情に合わせやすいのが利点です。

比べるポイント 完成品キット 自作
向いている人 寸法に自信がない方、大きい窓が初めての方 採寸と加工ができる方
部材の準備 必要なものがまとめて届く 板・レール・テープを個別にそろえる
調整のしやすさ キットの対応サイズの範囲内で調整する 窓に合わせて自由に調整できる
作業の手間 少ない 多い

どちらを選んでも、作るのは開け閉めできる引き戸タイプの内窓です。
掃き出し窓は毎日の出入り口であり、いざというときの避難経路にもなります。
板で窓をふさいでしまう作り方は避けてください。

窓枠の内側にレールを固定できる奥行きと平らな面があるかを先に確かめる

キットか自作かを決める前に、まず窓枠の内側を確認します。
内窓は、今ある窓より室内側の枠に上下のレールを取り付け、そこに板をはめ込む仕組みだからです。

見ておきたいのは、レールを固定できるだけの奥行きがあるかどうかです。
今ある窓のクレセント錠(鍵)や取っ手が室内側に出っ張っていると、内窓の板とぶつかって閉まりません。
サッシの出っ張りの先端から、室内側の枠の端までを測っておくと判断しやすくなります。

もうひとつは、レールを貼る面が平らかどうかです。
枠に段差や溝、反りがあるとレールが浮いてしまい、板の動きが重くなったり、ガタついたりします。
上の枠と下の枠の両方を、端から端まで目と手で確かめておきましょう。

  • レールの幅に対して、窓枠の内側に十分な奥行きがあるか
  • クレセント錠や取っ手が内窓の板に当たらないか
  • 上下の枠に、レールを貼れる平らな面が途切れずに続いているか

奥行きが足りないときは、窓枠に木材を足して取り付け面を広げる方法もあります。
ただし作業の手間が増えるため、初めての方は無理をせず、手持ちの窓枠で付けられるキットがないか先に調べておくと安心です。

腰高窓や出窓より板が大きく重くなるため、掃き出し窓は補強する前提で計画する

掃き出し窓は床まで届く高さのある窓なので、内窓の板も縦に長く、面積も大きくなります。
腰高窓や出窓と同じ感覚で作ると、板の重さに対してレールや固定の強さが足りなくなりがちです。

大きな板で起こりやすいトラブルが、たわみとレールからの外れです。
上レールの溝が浅い場合、板が外れて倒れる可能性があります。
板が倒れるとケガや破損につながるので、溝の深さを確保することと、外れ止めや補強で落下・倒れを防ぐことは、欠かせない対策です。

そのため掃き出し窓では、最初から補強する前提で部材と予算を考えておきましょう。
板の縦の辺を支えるフレームや溝の深い上レールなどは、あとから付け足すのではなく、計画の段階で必要な部材のリストに入れておきます。
補強の具体的なやり方は、後のセクションでくわしく説明します。

また、板が大きいぶん、取り付け作業はひとりより2人で行うほうが安全です。
板を持ち上げてレールにはめるときはしなってバランスを崩しやすく、手が滑ると枠や床を傷つけてしまいます。
作業する日は、手伝ってくれる人の都合も合わせて決めておくと落ち着いて進められます。

中空ポリカは空気層で断熱と結露軽減に効くが、紫外線と熱で少しずつ劣化する

中空ポリカの二重窓は、板の中と窓との間にできる空気層で、寒さと結露をやわらげられます。
ただし、ポリカーボネートは紫外線と熱に強くない素材です。
何年もそのままの状態で使い続けられるわけではありません。
効果と弱点の両方を知っておけば、板を選ぶときにも、季節ごとの使い方を決めるときにも迷わずに済みます。

中空構造の空気層が室内の暖気を窓から逃がしにくくする

中空ポリカは、2枚の薄い板を内部の細いリブでつないだ構造です。
板の中に細長い空洞がずらりと並んでいて、そこに空気が閉じ込められています。

空気は熱を伝えにくい性質を持っています。
中空ポリカの内窓では、板の中の空気層と、既存の窓ガラスとの間にできる空気層の2つが重なります。
そのため、室内の暖気が窓の外へ逃げにくくなります。

掃き出し窓は面積が大きく、冬は窓際がひんやりしやすい場所です。
内窓を付けると、冷たいガラスで冷やされた空気が床へ流れ込みにくくなるので、窓の近くにいるときの寒さがやわらぎます。

なお、中空構造のない1枚板のポリカには、板そのものに空気層がありません。
断熱を目的にするなら、中空構造の板を選ぶことが出発点です。

窓ガラスの結露は減るがゼロにはならないため、こまめに拭き取る

内窓を付けると、室内の暖かく湿った空気が、既存の窓ガラスに直接触れにくくなります。
そのため、ガラスの表面にできる結露は減ります。

ただし、メーカー製の内窓ほどの気密性はないため、レールや板のすき間から湿った空気が少しずつ入り込みます。
冷え込みの強い朝や、部屋に洗濯物を干した日などは、ガラスやサッシに水滴が残ることもあります。
結露がまったく出なくなるわけではない、と考えておきましょう。

水滴を放っておくと、窓枠やゴムパッキンにカビが生える原因になります。
朝のうちに内窓を開けて、吸水性のよい布やスクイージーで拭き取る習慣をつけておくと、窓まわりを清潔に保てます。

ポリカの板に付いた水滴や汚れは、水か薄めた中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き取ります。
シンナーやベンジンなどの有機溶剤や研磨剤入りのクリーナーは、表面が曇ったりひびが入ったりするので使いません。
カットした板の切り口をテープでふさいでおくと、中の空洞に水分やホコリが入るのを防げます。

直射日光と夏の高温が続くと黄ばみ・白化・反りが出てくる

ポリカーボネートは軽くて割れにくい素材ですが、紫外線と熱には強くありません。
直射日光を浴び続けたり夏の高温にさらされたりすると、見た目や形が少しずつ変わっていきます。

よく見られる変化と原因、気づいたときの対応をまとめました。

症状 主な原因 気づいたときの対応
黄ばみ 紫外線を長い期間浴びる 透明感が落ちて室内が暗く感じたら交換を考える
白化(表面が白っぽく曇る) 紫外線や有機溶剤による表面の傷み 拭いても元に戻らなければ交換を考える
反り・波打ち 夏の高温や暖房器具の熱 熱源から離し、開け閉めが重くなったら板を交換する

劣化の進み方は、窓の向きや日当たり、地域の気候によって変わるとされています。
日差しの強い南向きや西向きの窓は、変化が早めに出るものと見ておきましょう。

熱への注意は夏だけの話ではありません。
ストーブやヒーターなどの暖房器具を、ポリカの板の近くに置かないでください。
ポリカは熱で変形・変色するため、冬は暖房器具の置き場所に気を配りましょう。

耐候グレードの板を選び、夏は内窓を開けて熱をこもらせないようにする

板を買うときは、紫外線への強さをうたった耐候グレードのものを選びます。
商品説明に「UVカット」や「耐候性」といった表示があるかどうかを目安に比べると、選びやすくなります。

板によっては、表と裏で取り付ける向きが決まっているものもあります。
向きの指定がある板は、表示に従って紫外線に強い面を既存の窓側に向けます。
保護フィルムをはがすと見分けにくくなるため、はがす前に表示を確認しておきましょう。

夏は、窓ガラスと内窓の間に日差しの熱がこもりやすくなります。
夏の日中は内窓を開けて、熱を逃がしておきましょう。
こうしておくと、板の反りや変色を抑えられます。

暑い時期のあいだ、板を外してしまっておく方法もあります。
外した板は、直射日光の当たらない場所に平らに寝かせておくと反りません。
寒くなって付け直すときは、黄ばみやひびが出ていないかを確認してから取り付けましょう。

掃き出し窓には4mm前後の中空ポリカを基準にし、たわみが気になれば厚い板を選ぶ

掃き出し窓には4mm前後の中空ポリカを基準にし、たわみが気になれば厚い板を選ぶ

掃き出し窓の内窓は、厚み4mm前後の中空ポリカを基準に選べば失敗しにくくなります。
軽さと硬さのバランスがよく、高さのある板でも扱いやすいからです。
立ててみてたわみが気になるときは、それより厚い板に切り替えましょう。

板の厚みごとの特徴を、目安として表にまとめました。

板の厚み 向いている窓 特徴
3mm前後 腰高窓・小窓 軽くて切りやすいが、大きい板ではたわみやすい
4mm前後 掃き出し窓の基準 軽さと硬さのバランスがよく、開け閉めもしやすい
4mmより厚い板 背の高い窓・幅の広い板 たわみにくいが、重さと価格が上がる。レールの溝に入るか確認が必要

3mmは軽くて扱いやすいが、高さ2m近い板ではたわみやすい

3mmの中空ポリカは軽く、カッターでも切りやすいため、DIYが初めての人でも扱いやすい板です。
腰高窓のように高さが1m前後の窓なら、3mmでも十分に使えます。

ところが掃き出し窓は高さが2m近くあり、板が長くなるほど真ん中が弓なりにしなりやすくなります。
開け閉めのたびに板が揺れると、枠との間に隙間ができて、せっかくの空気層から暖気が逃げてしまいます。

たわみ具合は、カットした板を窓の前に立てて確かめられます。
上下を軽く支えた状態で真ん中が手前にふくらむようなら、その厚みでは高さに対して柔らかすぎます。

反対に、厚ければ厚いほどよいわけでもありません。
板が重くなると引き戸が動かしにくくなり、レールにかかる負担も増えます。
選び方の順番はシンプルです。
まずは4mm前後で考え、たわみが気になるときだけ厚い板にしましょう。

厚い板に変えるときは、使う予定のレールの溝に板が入るかも確かめておきます。
レールによって対応できる板の厚みが違うため、板だけ厚くすると溝に収まらなくなります。

中空の筋(リブ)を縦向きにして板の強度を生かす

中空ポリカの断面を見ると、2枚の板の間に細い筋(リブ)が平行に並んでいます。
この板は、リブに沿った方向には曲がりにくく、リブと直角の方向には曲がりやすいという性質を持っています。

そのため掃き出し窓では、リブが縦に通る向きで板を使います。
高さ方向に筋が通ると、背の高い板でも縦にしなりにくくなり、同じ厚みのままたわみを抑えられます。
縦の線は窓の見た目にもなじみやすく、部屋がすっきり見えます。

リブが縦向きだと、板の中に入った湿気が下へ抜けやすいのも利点です。
横向きにすると筋の中に水分がたまりやすく、汚れやカビが目立つ原因になります。

オーダーカットを頼むときも自分で切るときも、リブの向きを決めてから寸法を出しましょう。
縦と横を取り違えて切ると、その板は掃き出し窓には使えません。
切る前に、リブが高さ方向に通る向きになっているかを確認してください。

切ったあとは、上下の切り口に筋の中の空洞が見えます。
ここをテープでふさいでおけば、ホコリや虫が入り込みません。

幅の広い窓は1枚で覆わず、2〜4枚の引き戸に分ける

掃き出し窓は出入り口なので、内窓も開け閉めできる引き戸にするのが基本です。
幅の広い窓を1枚の板で覆うと、板が大きく重くなるうえ、出入りもできなくなります。

板を分けると、1枚あたりの幅が狭くなって軽くなり、たわみも出にくくなります。
持ち運びやカットもしやすくなるため、取り付けの作業がぐっとラクになります。

枚数は、窓の幅に合わせて次のように考えます。

  • 幅1.8m前後までの窓:2枚
  • 幅1.8〜2.6m前後の窓:2枚か3枚
  • 幅2.6mを超える窓:4枚

3枚に分けるなら、溝が3本あるレールを使うと、どの板も引っかからずに動かせます。
4枚の場合は2本溝のレールで、両端の2枚を奥の溝、真ん中の2枚を手前の溝に入れる組み方がよく使われます。

1枚の幅は、窓の幅を枚数で割った寸法に、閉めたときに板どうしが重なる分を足して決めます。
重なりの分を忘れて割っただけの幅で切ると、閉めても板と板の間がぴったり合わなくなるので注意しましょう。

板のたわみ・隙間・レール外れは板の重さと固定不足が原因なので補強で防ぐ

板のたわみ・隙間・レール外れは、板の縦の辺を補強し、溝の深い上レールと外れ止めで押さえ、隙間をテープでふさげば防げます。
どのトラブルも、大きくて重い板を、細いレールや支えのない状態で立たせていることから起こります。
原因ごとに対策がはっきりしているので、取り付ける前にまとめて準備しておきましょう。

起こりやすいトラブル 主な原因 対策
板が弓なりに反る・たわむ 板の重さと、縦の辺に支えがないこと 縦の辺にフレームや補強材を付ける
板がレールから外れる 板の上側を押さえる固定が足りないこと 溝の深い上レールと外れ止めを使う
板の間や枠との間に隙間ができる 板の反り、重なり部分の空き、枠の段差 モヘアや隙間テープでふさぐ

板の縦の辺にフレームや補強材を付けて反りを抑える

中空ポリカは軽くて扱いやすい板ですが、高さが2m近くになると、自分の重さや室内と窓際の温度差で弓なりに反ってきます。
反った板はレールの中で引っかかり、開け閉めが重くなるうえ、窓枠との間に隙間も生まれます。

そこで、板の縦の辺にはアルミや樹脂でできたコの字型のフレームや補強材をはめ込みます。
板の端が棒状の部材で支えられるため、高さのある板でもまっすぐな形を保ちやすくなります。
大窓用のキットにはこうしたフレームが付いているものもあるので、自作する場合も同じ考え方で部材をそろえましょう。

フレームには、カットした切り口をふさぐ役目もあります。
中空ポリカの切り口は空洞がむき出しになるため、フレームで覆わない上下の辺も、アルミテープなどでふさいでおきます。
こうしておけば、ホコリや虫、水分が中に入って汚れやカビが出るのを防げます。

フレームを付けても板の中央がふくらむように反る場合は、板の中ほどにも縦向きの補強材を1本足します。
補強は「縦の辺から」が基本で、足りなければ中央にも足す、という順番で考えると、余計な重さを増やさずに済みます。

上レールは溝の深いものを選び、板がかかる深さを確保して外れを防ぐ

前述のとおり、上レールの溝の深さは板を外れにくくするための要です。
引き戸の板は、上の溝に差し込んで持ち上げてから、下の溝に落とし込んではめるのが一般的な取り付け方です。
そのため、持ち上げた分の余裕を取っても、板の上端が溝にしっかり残る深さが要ります。

レール選びの基準は、上の溝の深さが、下の溝の深さに持ち上げる余裕を足した寸法より深いことです。
たとえば下の溝が5mmなら、持ち上げる余裕を含めて上の溝は15mm前後を目安に選ぶと、はめたあとも板の上端が溝の中に十分かかります。

板の高さは、上下のレールを付けたあとに、溝の底から底までを測って決めます。
この寸法から持ち上げる余裕分を引いた長さが板の高さです。
長すぎるとはめ込めず、短すぎると上のかかりが浅くなるので、レールを付けてから測り直すのが確実です。

溝の深さを確保したうえで、上レールには外れ止めの部材やストッパーも付けます。
溝の深いレールを使っていても、外れ止めを付けずに使うのはやめましょう。開け閉めの勢いや、板に体が当たった拍子に板が持ち上がると、溝から抜けてしまうためです。

レールを両面テープで貼る場合は、貼る面の汚れや油分を拭き取ってから、端までしっかり押さえて圧着します。
上レールそのものがはがれてしまえば、溝の深さも外れ止めも役に立ちません。
使い始めてからも、ときどきレールが浮いていないかを確かめておくと安心です。

板の重なりや枠との隙間はモヘアや隙間テープでふさぐ

内窓の断熱は、窓との間に空気を閉じ込めることで生まれます。
隙間が残っていると、そこから冷たい空気が室内へ回り込み、せっかくの空気層が十分に働きません。
隙間が出やすいのは、次の3か所です。

  • 板と板が重なり合う縦の部分
  • 板の縦の辺と、窓枠の左右が接する部分
  • 板の上下と、レールの間

板どうしの重なりや、開け閉めで動く部分には、毛足のある「モヘア」と呼ばれる隙間テープを使います。
毛がやわらかくしなるため、板の滑りを邪魔せずに隙間をふさげます。
動かない窓枠との接点には、スポンジ状の隙間テープを貼るとすき間なく密着します。

ただし、厚いテープを何重にも貼ると板が押されて開け閉めが固くなり、板がレールから浮く原因にもなります。
まずは薄めのものを貼り、実際に何度か開け閉めして動きを確かめてから、足りない部分にだけ足していきましょう。

モヘアは使ううちに毛が寝て、少しずつ隙間が戻ってきます。
冷気を感じるようになったら貼り替えの時期なので、シーズンの始めに一度点検しておくと、冬のあいだ快適に過ごせます。

窓枠や床が歪んだ古い家でも、寸法の測り方とレールの調整で設置できる

窓枠や床が歪んだ古い家でも、寸法の測り方とレールの調整で設置できる

窓枠や床が歪んでいる古い家でも、採寸とレールの高さ調整をていねいに行えば、ポリカの二重窓は設置できます。
歪みがあるのに1か所だけ測って板を切ると、板が入らなかったり、すき間だらけになったりします。
ここでは、歪みを数字で確かめる測り方、板の切り方、レールの水平の出し方を順に説明します。

高さと幅を左右・上下の複数か所で測り、歪みの大きさを把握する

築年数の経った家では、窓枠が平行四辺形のように傾いていたり、床が片側に下がっていたりすることが珍しくありません。
見た目はまっすぐでも、測ってみると左右で数ミリ違うこともよくあります。
そのため、高さと幅は1か所ではなく、それぞれ3か所ずつ測るのが基本です。

どこを測ればよいかは、次の表のとおりです。

測るもの 測る場所 分かること
高さ 左端・中央・右端 床や上枠の傾き
幅 上・中央・下 左右の枠の歪み
対角線 左上から右下、右上から左下 窓枠全体のねじれ

測るときは布製ではなく金属製のメジャーを使い、ミリ単位で読み取ります。
測る位置は、実際にレールを取り付ける奥行きの位置にそろえておくと、設置後のズレが出にくくなります。
数字は窓の簡単な絵を描いた紙に書き込んでおくと、どこが狭いのかがひと目で分かります。

3か所の数字を比べたとき、いちばん大きい値と小さい値の差が、その窓の歪みの大きさです。
対角線2本の長さに差があるときは窓枠全体がねじれているので、この後で説明するレールの調整を前提に計画を立てましょう。

板は測った中でいちばん小さい寸法に合わせてカットする

板のカット寸法は、測った中でいちばん小さい寸法を基準に決めます。
窓枠のいちばん狭いところにも板が収まらなければ、引き戸として端から端まで動かせないからです。

平均の寸法や大きいほうの寸法で切ると、狭い部分で板がつかえて入らなくなります。
一度切ったポリカは長くできないので、迷ったら小さいほうに合わせて切りましょう。

実際のカット寸法は、基準の寸法からレールの溝に入る分や、開け閉めに必要なゆとりを差し引いて決めます。
差し引く長さはレールやキットによって違うため、使う部材の説明書にある数値に従ってください。
オーダーカットを頼むときも、注文ページの指示どおりに差し引いた寸法で伝えます。

小さい寸法に合わせて切ると、広い部分には数ミリのすき間が残ります。
このすき間は後からテープで埋めるので、心配はいりません。
切ったあとの切り口は、ホコリや虫が入り込まないようテープでふさいでおくと、きれいな状態を保てます。

下レールの下にスペーサーをかませて水平を出し、残った隙間はテープで埋める

床が片側に下がっていると、下レールも傾いたまま取り付けられ、板が低いほうへ勝手に滑っていきます。
開けておいた板が少しずつ閉まってくるのは、レールが水平になっていないサインです。

水平を出すには、まず下レールを仮置きして水平器を当て、低い側の下にスペーサーをかませて高さをそろえます。
スペーサーには薄い樹脂製の調整板などを使い、重ねる枚数で細かく高さを合わせます。

スペーサーはレールの両端だけでなく、途中にも間隔をあけて入れます。
端だけで支えると板の重さでレールの中ほどが沈み、開け閉めのたびにガタつきます。
位置が決まったら両面テープで固定し、ずれないようにしておきましょう。

水平が出たら板を入れて何度か開け閉めし、どの位置で手を離しても板が動き出さないかを確かめます。
そのうえで、上下や左右に残ったすき間を、前述のモヘアやスポンジ状の隙間テープで埋めます。
スペーサーで傾きを直してからテープで仕上げるという順番で進めれば、歪んだ窓でもすき間風を抑えられます。

出入りの多い掃き出し窓も、引き戸を軽く動くように作れば毎日開け閉めできる

ベランダや庭への出入りに使う掃き出し窓でも、板の並べ方・取っ手・レールの位置を工夫すれば、内窓を付けたまま毎日開け閉めできます。
内窓が重かったり引っかかったりすると、だんだん開けっぱなしにするようになり、せっかくの空気層が役に立ちません。
ここでは、出入りのたびにストレスを感じないための工夫を3つに分けて説明します。

普段出入りする側の板を手前のレールに入れて動線を確保する

引き戸タイプの内窓は、室内側の「手前のレール」と、窓ガラス側の「奥のレール」の2本で板を動かします。
まず、外の窓のどちら側を開けて出入りしているかを確かめましょう。
そのうえで、同じ側にある内窓の板を手前のレールに入れます。

手前のレールの板は、奥の板の前を通って横に引けます。
そのため、出入りする側を大きく開けやすく、外の窓と内窓の開く位置がそろいます。
開く位置がずれていると、内窓を開けたのに外の窓の前に板が残り、体を横にしないと通れなくなります。

2枚の引き戸なら、開けられる幅は窓幅のおよそ半分です。
3枚や4枚に分けた場合は1枚の幅が狭くなるため、どの板を動かせば人が通れる幅になるかを、設置前に紙やテープで床に印を付けて確かめておきます。
洗濯物のかごを持って通ることが多い窓なら、かごの幅も測っておくと安心です。

取っ手を付けて板そのものを押さずに開け閉めする

中空ポリカは軽い反面、板の真ん中を手で押すとしなります。
何度も同じ場所を押していると、手の跡が汚れとして残り、板のゆがみにもつながります。
開け閉めは、取っ手を付けてそこだけを持つようにしましょう。

取っ手は、両面テープで貼る樹脂製の薄いものや、板の縦の辺に付けたフレームに取り付けるものが使いやすいです。
高さは、床から90〜100cmを目安にすると、大人が自然に手を伸ばした位置になります。
取っ手を引けば板全体が同じ力で動くので、引っかかりも少なくなります。

取っ手を付ける位置にも気を付けます。
奥のレールの板の室内側に厚みのある取っ手を付けると、手前の板と重なったときにぶつかり、最後まで開かなくなります。奥の板には薄型の取っ手を選ぶか、手前の板と重ならない端のほうに付けましょう。

動きが重いときは、取っ手を強く引く前に下レールの溝を見てください。
砂やホコリ、髪の毛がたまっていることが多いので、掃除機で吸い取ってから乾いた布で拭くだけで軽くなります。

網戸・カーテン・エアコンのホースとぶつからない位置にレールを付ける

掃き出し窓のまわりには、網戸やカーテン、エアコンのホースなど、開け閉めのじゃまになるものがたくさんあります。
レールを貼ってから気付くと、はがして貼り直す手間がかかります。
下の表を参考に、貼る前に一度まわりを見渡しておきましょう。

ぶつかりやすいもの 起こりやすいこと 対策
網戸 外の窓との間に手が入らず、網戸の開け閉めや掃除がしにくい 外の窓と内窓の間に、手が入る間隔を残してレールを付ける
カーテン 裾がレールに乗ったり、板の間に挟まったりする カーテンとの間に数cmあけ、裾が床に届く場合は丈を調整する
エアコンのホース・配線カバー レールや板に当たり、窓が最後まで閉まらない ホースの通り道を避けてレールの位置や板の幅を決める

とくに見落としやすいのがカーテンです。
厚手のカーテンは裾が広がりやすく、閉めたときにレールの上へかぶさります。
そのまま板を動かすと布を巻き込み、板がレールから浮く原因になります。

エアコンのドレンホースや配線カバーが窓枠の近くを通っている家もあります。
レールに当たるようなら、無理に押し込まず、レールの位置を少しずらすか、ホースに当たらない幅で板を作りましょう。
設置後は何度か開け閉めをして、どこにも当たらずに動くことを確かめてから使い始めます。

賃貸でも窓枠に穴を開けない方法なら原状回復できる

賃貸でも窓枠に穴を開けない方法なら原状回復できる

賃貸の掃き出し窓でも、窓枠に穴を開けない固定方法を選べば、退去のときに元の状態へ戻せます。
ポリカの二重窓は、レールと板を外せば跡がほとんど残らない作りだからです。
ここでは、ねじを使わない固定の仕方、テープの選び方、取り付け前の確認について順にお話しします。

ねじ止めをせず、両面テープや置くだけのレールで固定する

賃貸でまず避けたいのは、窓枠にねじ穴を残すことです。
小さな穴でも、埋めて元どおりに見せるのは難しく、退去時の修繕につながります。
レールの固定は、ねじを使わない方法から選びましょう。

ねじを使わない固定には、おもに両面テープで貼る方法と、レールを置くだけ、または突っ張って固定する方法があります。
それぞれの特徴を表にまとめました。

固定方法 原状回復のしやすさ 向いている使い方
両面テープで貼る はがせるタイプのテープと養生テープを使えば跡が残りにくい 窓枠の上下に、テープを貼れる平らな面がある場合
置くだけ・突っ張り式 外すだけで元に戻せる 窓枠にテープを貼りたくない場合や、上レールの支えを強めたい場合
ねじ止め 穴が残るため元に戻しにくい 持ち家向け。賃貸では選ばない

掃き出し窓は板が大きく重いので、上レールをテープだけで支えるのが心配なら、突っ張り式の枠を組み合わせると安定します。
下レールは床側の枠に置くだけでも板の重みで落ち着きますが、薄い滑り止めシートを敷いておくと位置がずれません。

穴を開けない分、固定の強さは前述の補強でしっかり補います。
跡を残さないことと、きちんと固定することは両立できます。

テープは跡が残りにくいものを選び、目立たない場所で試してから貼る

両面テープは、パッケージに「はがせる」「再剥離」などと書かれた、のりが残りにくいものを選びます。
粘着力の強さだけで選ぶと、外すときに窓枠の塗装や木の表面まで一緒にはがれてしまいます。

さらに安心なのは、両面テープを窓枠に直接貼らず、先に養生テープを貼ってその上から貼る方法です。
養生テープが下地になるので、はがすときは養生テープごと外せて、塗装や木部を傷めにくくなります。

貼る前には、窓枠の端など目立たない部分で試し貼りをします。
数日貼ったままにしてからはがし、色落ちやのり残りが出ないかを確かめておくと安心です。
窓枠の素材は塗装した木、樹脂、アルミなど家によって違い、同じテープでも相性が変わるからです。

本番で貼るときは、乾いた布でホコリや油分を拭き取ってから作業します。
汚れが残ったまま貼るとテープが浮き、レールが傾く原因になります。
結露しやすい季節は、窓枠が濡れていないかも確かめてください。

テープはレールの全長に途切れないように貼り、貼ったあとは上から指でしっかり押さえます。
部分的に貼るだけだと、板の重みがかかる場所からはがれやすくなります。

共用部扱いの窓サッシに当たらないか、管理会社に事前に確認する

マンションやアパートでは、窓のサッシや窓ガラスが、建物全体の共用部分として扱われている場合があります。
その場合、住んでいる人が手を加えてよい範囲が、建物ごとのルールで決められています。

ポリカの二重窓は室内側の窓枠に付けるものですが、窓枠の奥行きによっては、レールやテープがサッシに触れる位置にくることもあります。
取り付ける前に、管理会社や大家さんへ「穴を開けずに、室内側に簡易的な内窓を付けたい」と伝え、問題がないかを確かめておきましょう。

相談するときは、次の点を具体的に伝えると話がスムーズに進みます。

  • 窓枠に穴を開けず、両面テープや置くだけのレールで固定すること
  • テープはサッシではなく、室内側の窓枠に貼ること
  • 引き戸にして、出入りや窓の開け閉めをふさがないこと
  • 退去するときは、すべて外して元の状態に戻すこと

返事をもらったら、日付と内容をメモしておきます。
退去時に設置のことを聞かれても、そのメモを見せれば説明がすぐに済みます。

確認には少し手間がかかりますが、先に相談しておけば、冬のあいだ気兼ねなく二重窓を使い続けられます。

やめるときは部材を分けて外し、片付けたあとは断熱カーテンライナーで寒さを防げる

二重窓を片付けるときは、板・レール・テープの順に外し、素材ごとに分けてごみに出せば、窓まわりをきれいに戻せます。
外したあとの寒さ対策には、工事のいらない断熱カーテンライナーが手軽です。
作業の順番を決めておけば、窓枠を傷めずに短い時間で片付きます。

板を外してからレールとテープをゆっくりはがし、のり残りを拭き取る

片付けは、まず引き戸の板をすべてレールから外すところから始めます。
板が入ったままレールをはがすと、重みで板が倒れたり、レールが急に外れたりして危険です。
大きな板は2人で持ち、上レールの溝へ持ち上げてから下側を手前に引き出します。

板を外したら、次は上下のレールをはがします。
テープは一気に引っ張らず、端から少しずつ、窓枠に沿わせるように低い角度ではがしていきます。
勢いよく引きはがすと、窓枠の塗装や木の表面まで一緒にめくれてしまいます。

のりが固くてはがれにくいときは、ドライヤーの温風を少し離して当て、のりをやわらかくしてからはがすとスムーズです。
温風は同じ場所に当て続けず、手で触れて温かいと感じるくらいで止めます。

窓枠にのりが残ったら、ぬるま湯か薄めた中性洗剤を含ませた柔らかい布で、こすらずに押さえるように拭き取ります。
最後に乾いた布で水気を拭いておけば、元の状態に近い見た目に戻ります。

ポリカ板とアルミ・樹脂の部材は自治体のごみ区分に合わせて分別して出す

外した部材は、素材ごとに分けてから処分します。
ポリカ板はプラスチック、レールはアルミか樹脂、テープやモヘアはのりの付いた樹脂と、部材ごとに素材が違うからです。
まとめて袋に入れず、何でできているかを確かめてから分けましょう。

ごみの区分は、住んでいる自治体によって違います。
ポリカ板が「プラスチックごみ」になる地域もあれば、「燃えるごみ」「燃えないごみ」になる地域もあるとされています。
迷ったときは、自治体のごみ分別表やホームページで品目を調べておくと安心です。

部材 主な素材 出すときのポイント
ポリカ板 ポリカーボネート 指定袋に入る大きさに切るか、粗大ごみとして申し込む
レール・フレーム アルミ・樹脂 アルミと樹脂を分け、金属ごみや資源ごみの区分を確認する
テープ・モヘア 樹脂・のり のり面を内側にして丸め、ほかのごみに貼り付かないようにする

掃き出し窓用の板は高さが2m近くあるので、そのままでは指定のごみ袋に入りません。
カッターやのこぎりで小さく切るか、粗大ごみとして出すかを選びます。
切るときは軍手をはめ、切り口で手を傷つけないようにしてください。

アルミのレールに樹脂の部品やテープが付いたままだと、金属ごみとして出せないことがあります。
手で外せる部品は取り外し、素材をひとつにそろえてから出しましょう。

工事のいらない断熱カーテンライナーなら窓からの冷気を手軽に抑えられる

内窓を外したあとの寒さ対策には、断熱カーテンライナーが向いています。
今あるカーテンの裏側に重ねて付けるシート状のカーテンで、窓とのあいだに空気の層をつくり、冷気が部屋へ流れ込むのをやわらげます。

カーテンレールのフックに引っかけて付けるタイプなら、ねじやテープを使いません。
窓枠を傷める心配がなく、外すのも数分で済みます。

選ぶときは、丈の長さがポイントになります。
掃き出し窓は足元から冷気が入りやすいので、裾が床に届く長さを選ぶと寒さをやわらげやすくなります。幅もカーテンレールより少し広めにすると、左右からのすき間風が減ります。

ただし、ポリカの内窓に比べると窓まわりの空気をとじこめる力は弱く、結露を減らす働きは小さめです。
窓ガラスが濡れやすい日は朝のうちに拭き取っておくと、カーテンライナーにカビが付くのを防げます。

出入りのたびに裾をめくる手間はありますが、内窓よりも準備や片付けはずっとラクです。
来年も二重窓を作るか迷っているなら、まずカーテンライナーでひと冬過ごし、寒さの違いを比べてみてください。

費用はメーカー内窓よりずっと安いが、気密性と耐久性で差が出る

費用はメーカー内窓よりずっと安いが、気密性と耐久性で差が出る

ポリカで作る二重窓は、メーカーの内窓よりずっと安い費用で取り付けられます。
その代わり、すき間をふさぐ気密性と、長く使い続けられる耐久性ではメーカー内窓に届きません。
値段だけで決めずに、住まい方に合うほうを選ぶと後悔しにくくなります。

DIYの費用はキット代または板・レール代と送料でほぼ決まる

DIYでかかるお金は、大きく分けると部材代と送料の2つです。
完成品キットならキット代、自作なら中空ポリカの板代とレール代が中心で、そこに送料が加わります。

このほかに、隙間テープやモヘア、両面テープ、取っ手などの細かな部材も必要です。
ひとつずつは手ごろな値段でも、掃き出し窓は板の枚数が多いので、そのぶん数が増えていきます。
カッターやのこぎり、メジャーを持っていない場合は、それも予算に入れておきましょう。

見落としやすいのが送料です。
掃き出し窓用の板は高さが2m近くあり、ふつうの宅配便では送れず、大型の荷物として扱われることがあります。
送料を入れずに見積もると、届いてから予算を大きく超えていたと気づくことになります。

見積もるときは、次の4つに分けて書き出すと抜けがなくなります。

費用の項目 主な中身 見積もりのコツ
部材代 キット代、または板代とレール代 窓の実寸から必要な枚数と長さを出してから計算する
細かな部材 隙間テープ・モヘア・両面テープ・取っ手など 掃き出し窓は板の枚数が多いので、多めに見ておく
送料 大判の板やレールの配送料 板の大きさで金額が変わるので、注文する前に確かめる
工具 カッター・のこぎり・メジャーなど 手持ちの工具で足りるかを先に確認する

インプラスやプラマードUは気密性と耐久性が高く、補助金の対象になることもある

インプラスやプラマードUは、住宅の窓メーカーが作っている内窓の製品です。
樹脂の枠とガラスを組み合わせたしっかりした窓で、採寸から取り付けまで業者に頼むのが一般的です。

ポリカの二重窓といちばん違うのは気密性です。
メーカー内窓は枠と窓がぴったり合うように作られていて、閉めたときにすき間ができにくいとされています。
すき間が少ないぶん窓まわりの空気をしっかり閉じこめられるので、寒さや結露をやわらげる力もポリカの二重窓より高くなります。

耐久性にも差があります。
ポリカの板は年月がたつと黄ばみや反りが出てきますが、メーカー内窓は何年も使い続けることを考えて作られた製品です。
毎年の点検や板の交換を考えずに済むのは、長く住むほど助かる点です。

さらに、メーカー内窓は断熱リフォームの補助金の対象になる場合があります。
補助金は国や自治体が年度ごとに内容を決めるため、対象の製品や金額、申し込みの時期はその年によって変わります。
検討するときは、使える制度があるかを工事を頼む業者に聞いてみましょう。

そのぶん、費用はポリカの二重窓よりかなり高く、掃き出し窓1か所でも工事代を入れるとまとまった金額になります。
補助金を使えれば負担を軽くできるので、制度の内容とあわせて見積もりを取ると比べやすくなります。

長く住む持ち家ならメーカー内窓、賃貸やお試しならポリカ二重窓が向いている

どちらにするかは、その家にあと何年住むかで考えると決めやすくなります。
この先も長く住む持ち家なら、最初の費用がかかってもメーカー内窓のほうが満足しやすくなります。
冬の寒さがやわらぐうえに、板の傷み具合を気にしながら使い続ける手間もかかりません。

賃貸住宅の場合、窓まわりの工事は管理会社や大家さんの許可がないとできず、メーカー内窓は選びにくいのが実情です。
ポリカの二重窓なら、前述のとおり穴を開けずに取り付けられて、退去するときも外して元に戻せます。

持ち家でも「本当に寒さが変わるのか、先に試してみたい」という人には、ポリカの二重窓が向いています。
まずはよく使う掃き出し窓1か所で作ってみて、違いを感じたら、ほかの窓にも広げるか、メーカー内窓に切り替えるかを考えれば十分です。

迷ったときは、次の目安を参考にしてください。

  • この先も長く住む予定の持ち家:メーカー内窓
  • 数年のうちに引っ越す予定がある:ポリカの二重窓
  • 賃貸住宅:穴を開けない方法で作るポリカの二重窓
  • 違いを試してから決めたい:ポリカの二重窓を1か所だけ作る

購入先とキットは、窓の実寸・対応サイズの上限・オーダーカットの有無で選ぶ

ポリカの二重窓の部材は、窓の実寸を先に測り、その寸法に合わせられる購入先とキットを選べば買い直しを防げます。
掃き出し窓は板が大きいので、どこで買っても同じというわけにはいきません。

購入先によって、扱う板の大きさやカットの対応、届け方が変わります。
主な購入先の違いをまとめると、次のとおりです。

購入先 板のサイズ カット 向いている人
ホームセンター 定尺の板が中心 店のカットサービスを使える店もある 小さめの窓の人、自分で加工できる人
ネット通販のオーダーカット 窓に合わせて寸法を指定できる 注文時に指定する 大判の板が必要な人、自分で切るのに自信がない人
完成品キット 対応サイズの範囲内で調整する キットによって異なる 大きい窓に初めて取り付ける人

ホームセンターは定尺の板が中心で、掃き出し窓に合う大判は在庫が少ない

ホームセンターで扱う中空ポリカは、決まった大きさで作られた「定尺」の板が中心です。
よく見かけるのは910mm×1820mm前後の大きさで、腰高窓ならこれで十分に足ります。

一方、掃き出し窓は高さが1800mmを超えることも珍しくありません。
定尺の板では高さが足りず、2枚をつなぐことになります。
継ぎ目からは冷気が入りやすいので、高さ方向は1枚の板で通したいところです。

大判の板を置いている店もありますが、店頭の在庫は少なめです。
希望の厚みや色がそろっていないこともあるので、出かける前に電話で在庫を確かめておくと無駄足になりません。

大判の板は、乗用車に積めない大きさになることもあります。
持ち帰る方法や、店の配送サービスがあるかどうかもあわせて確認しておきましょう。

ネット通販なら掃き出し窓の寸法に合わせたオーダーカットを頼める

掃き出し窓に合う大判の板が必要なら、ネット通販のオーダーカットが便利です。
縦と横の寸法をミリ単位で指定して注文すると、その大きさに切った板が届きます。

大きい板を自分でまっすぐ切るのは難しく、切り口がガタつく原因になります。
カット済みの板なら、届いたらすぐにレールへはめ込めるので、作業がぐっとラクになります。

注文するときは、測った寸法からレールにかかる分や隙間の分を差し引いた「板の仕上がり寸法」で指定します。
差し引く量はレールの種類によって変わるので、使うレールの説明書きを読んでから数字を決めましょう。

ショップによっては、切り口をふさぐテープ処理を一緒に頼めるところもあります。
自分で処理する手間を省きたい人は、注文前にオプションを見ておくと安心です。

キットは対応サイズの上限と板の厚みを窓の実寸と照らし合わせて選ぶ

完成品キットには板・レール・補強材などがまとめて入っていて、大きい窓に初めて取り付ける人に向いています。
ただし、キットごとに取り付けられる窓の大きさには上限があります。

買う前に、商品ページに書かれた対応サイズの幅と高さを、窓の実寸と1つずつ照らし合わせてください。
対応サイズの上限より大きい窓には、そのキットは取り付けられません。

セットになっている板の厚みも確かめます。
前述のとおり掃き出し窓は4mm前後の中空ポリカが基準なので、それより薄い板しか選べないキットは、大きい窓では避けたほうが安心です。

同じシリーズでも、腰高窓用と大窓用に分かれている商品があります。
「ベランダ用」「大きい窓用」のように掃き出し窓向けと書かれたものを選ぶと、寸法が合いやすくなります。

大判の板は配送できるか、送料がいくらかまで含めて比べる

大判の板は、普通の宅配便では送れない大きさになることがあります。
その場合は大型の荷物として扱われ、通常よりも高い送料がかかるのが一般的です。

ショップによっては個人宅に届けられず、運送会社の営業所で受け取る場合があります。
離島や一部の地域は配送の対象外になることもあるので、注文前に配送条件を読んでおきましょう。

ショップを比べるときは、板の代金と送料を合わせた総額で比べるのが基本です。
板が安くても、送料を足すとほかのショップより高くなる組み合わせもあります。

届いたあとの運び込みも考えておきます。
高さ2m近い板は、玄関や廊下の曲がり角を通れるかを先に確かめておき、届いた日に1人で無理に運ばないようにしましょう。

掃き出し窓に使える実在のキットなら、大きい窓でも部材をまとめてそろえられる

掃き出し窓に使える実在のキットなら、大きい窓でも部材をまとめてそろえられる

掃き出し窓の二重窓は、大きい窓に対応した市販のキットを使えば、必要な部材をまとめてそろえられます。
レールや枠を一つずつ探す手間がなく、部材どうしの組み合わせに迷うこともありません。
ここでは、大きい窓向けとして販売されているキットを4つ紹介します。

まずは対応サイズとタイプを表で比べてみましょう。
サイズはいずれも販売元が示している上限です。

商品名 対応サイズ(上限) タイプ 向いている人
光 二重窓・簡易内窓 大窓用セット 内窓の内寸で高さ1,830mm・幅1,830mmまで 四面に枠を付けるセット 動画を見ながら自分で組み立てたい人
光 簡易内窓用フレーム&レールセット(ベランダ・大きい窓用) 内窓の内寸で高さ2,100mm・幅1,830mmまで 引き違い窓専用のフレームとレールのセット パネルを選んで組み合わせたい人
SEIKI 楽窓II(ラクマド2) 2枚建てで幅2,000mm・高さ2,210mmまで オーダー式の軽量断熱内窓 寸法に合わせて作られた内窓を付けたい人
オーダーガラス板.com 簡易内窓 窓のサイズに合わせてカット 中空ポリカ製の簡易内窓 採寸から相談しながら進めたい人

表のとおり、高さの上限はキットによって違います。
掃き出し窓は腰高窓より背が高いので、前述のとおり窓の実寸と照らし合わせてから候補を絞りましょう。

光 二重窓・簡易内窓 大窓用セット

光の「二重窓・簡易内窓 大窓用セット」は、内窓の内寸で高さ1,830mm・幅1,830mmまでの窓に対応するキットとして知られています。
板の四面に枠を付けるタイプなので、板の端が枠で覆われ、すっきりした見た目に仕上がります。

抗菌剤入りのものや、枠が木目ダークのものも用意されています。
木目の枠は、木製の窓枠やフローリングの部屋になじませたいときに選びやすい色です。

Amazonの販売ページには作り方の動画もあります。
組み立てる前に一度通して見ておけば、部材の向きや取り付けの順番がわかり、作業の途中で手が止まりにくくなります。

一方で、掃き出し窓に使った人からは、枠を付け替えても板のたわみは改善しなかったという声もあります。
枠付きのキットでも、縦長の板には前述の補強と外れ止めを省かずに組み合わせましょう。

楽天市場で「光 二重窓・簡易内窓 大窓用セット」を見る

光 簡易内窓用フレーム&レールセット(ベランダ・大きい窓用)

同じ光の「簡易内窓用フレーム&レールセット」には、ベランダや大きい窓に向けたサイズが用意されています。
対応するのは内窓の内寸で高さ2,100mm・幅1,830mmまでなので、大窓用セットより背の高い窓にも合わせやすいキットです。

このキットは引き違い窓専用です。
板を左右にずらして開け閉めする作りなので、出入りに使う掃き出し窓の内窓に向いています。

セットの中身はフレームとレールで、パネルには光製の4mm厚ポリカ中空パネルがすすめられています。
4mm前後は掃き出し窓の基準として紹介した厚みなので、パネル選びに迷ったときの目安になります。

販売はモノタロウで行われています。
フレームとパネルを同じメーカーでそろえておくと、溝の幅と板の厚みが合わないといった食い違いを避けやすくなります。

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SEIKI 楽窓II(ラクマド2)

セイキの「楽窓II(ラクマド2)」は、既存の窓の内側に取り付けるオーダー式の軽量断熱内窓です。
窓の寸法に合わせて作ってもらう形なので、大きな板を自分で切る作業がありません。

2枚建てのタイプは透明な3mmのポリカを使い、幅2,000mm・高さ2,210mmまでの窓に対応するものとして紹介されています。
高さが2mを超える掃き出し窓でも、この範囲に収まれば候補に入れられます。

幅の広い窓に向けて、4枚引き違いのタイプも用意されています。
4枚に分ければ1枚あたりの板が小さく軽くなるので、開け閉めのときも扱いやすくなります。

ほかに上げ下げタイプもあり、窓の形に合わせて選べます。
販売は港町MARKETやマニアックホームセンター、モノタロウなどで行われています。

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オーダーガラス板.com 簡易内窓

オーダーガラス板.comの「簡易内窓」は、中空ポリカでできた簡易内窓です。
窓のサイズに合わせて板をカットして届けてくれるので、大判の板を自分で切る手間がかかりません。
DIY初心者でも付けやすい作りとして紹介されています。

採寸から取り付けまで、オペレーターがサポートしてくれるのも特徴です。
寸法に自信がない人や大きい窓が初めての人は、相談しながら進められるオーダー品から選ぶと安心です。

同じサイトでは、中空ポリカーボネート板「ツインカーボ」のカット品(クリア)も扱われています。
レールや枠を自分で用意して作りたい人は、板だけを注文することもできます。

「オーダーガラス板.com 簡易内窓」を検索して探す

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 掃き出し窓のポリカ二重窓は、大窓用キットか、部材をそろえた自作で取り付けられる
  • 中空ポリカは空気層のおかげで寒さをやわらげ、結露も減らせる。ただし紫外線と熱で少しずつ劣化する
  • 板は4mm前後の中空ポリカを基準にし、たわみが気になる場合は厚い板を選ぶ
  • 板のたわみ・隙間・レール外れは、補強と溝の深い上レール、隙間テープで防ぐ
  • 窓枠や床が歪んだ古い家でも、複数か所で採寸してレールを調整すれば設置できる
  • 板の並べ方・取っ手・レールの位置を工夫すれば、内窓を付けたまま毎日開け閉めできる
  • 賃貸では窓枠に穴を開けない方法で固定し、やめるときは板・レール・テープの順に外して元の状態に戻す
  • 費用はメーカー内窓より安く済むが、気密性と耐久性には差が出る
  • 先に窓の実寸を測り、その寸法に合う購入先とキットを選べば、大きい窓でも部材をまとめてそろえられる

掃き出し窓は板が大きく重くなるため、腰高窓より手間がかかります。
それでもポリカの二重窓なら、大窓用キットや自作で取り付けられます。
冬の寒さや結露が気になる窓でも、手の届く費用で対策を始められます。

大切なのは、窓の寸法を左右・上下の複数か所で正しく測ることです。
もうひとつは、上レールの深さと補強で、板が外れたり倒れたりしないようにすることです。
掃き出し窓は毎日出入りする場所なので、引き戸として軽く開け閉めできるかも確かめておきましょう。

寸法に自信がない方や、大きい窓が初めての方は、完成品キットやオーダーカットから始めると安心です。
採寸や加工に慣れている方は、部材をそろえて自作する方法も選べます。

キットの価格や対応サイズ、送料、在庫は変わることがあります。
最新の情報は公式サイトや店頭でご確認ください。

まずは気になる掃き出し窓を1か所測るところから始めて、ご自宅に合った方法で冬の窓まわりを快適に整えてみてください。

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